朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/10/06)
パソコンで遊ぼう |
「キーワード探し」
長年使ってきた鉢植えを並べておく棚が錆びて今にも支柱が折れてしまいそうです。冬場になると家内が寒さに弱い植物を並べ、寒さ避けのためビニールカバーをかけてやっています。新しく買い替えようとホームセンターを探しても適当なものが見つからないからインターネット通販で探して欲しい・・と頼まれました。メーカーも商品名もわからないので検索エンジンで調べることにしましたが、皆さんもよくご存じのように検索エンジンで情報を入手するにはキーワードが必要です。「フラワースタンド」「棚 鉢植え」「ガーデニング用品」等々、思いつくキーワードで検索してみますがなかなか適当な商品に辿り着くことができません。その時、家内が「ビニール温室は?」とヒントをくれました。さっそく「ビニール温室」で検索すると簡単に適当な商品が見つかりました。普段、庭仕事にあまり興味を持たない私にとって「ビニール温室」というのはもっと大きな農業用のイメージがあり、キーワードとして思いつくことができなかったのです。検索エンジンはインターネット上を流れる膨大な情報から自分の求める情報を入手するための強力な武器ですが、何をキーワードにするかが成否の鍵を握っていることを改めて実感させられました。 学生の皆さんも卒業研究、授業レポート等の資料探しにインターネットを利用する機会が多いと思います。自分の欲しい情報になかなか辿りつかない・・・そんな時には一度先入観を取り払って、異なった観点からキーワード探しをやってみると案外簡単に目的を達することができるかもしれませんよ。 (妹尾)
|
|
|

今週の話題 |
「くうねるあそぶ」
くうねるあそぶ」って何? 「以前どこかで聞いたことが・・・」と思われた方は結構若くない方かもしれません。そうです。1988年(昭和63年)に日産セフィーロという車のコマーシャルで使われたキャッチコピーです(古くてごめんなさい)。 ところで、このキャッチコピーなかなか奥が深く、健康や医療に携わっている関係者にはかなり浸透しています。なぜなら、「食う=栄養、寝る=休養、遊ぶ=運動」という健康の三大要素をうまく1フレーズで表現しているため、一般のヒトにも理解してもらいやすいからです。この健康の三大要素のバランスをうまくとることが健康への第一歩なのです。たとえば、三大要素の一つでも充足されないと以下のようになる恐れがあります(○:充足、●は不足を意味する)。
・食事○+休養○+運動●=肥満(車ならば:エンジン錆びます。) ・食事○+休養●+運動○=疲労蓄積、怪我(車ならば:オーバーヒートします。) ・食事●+休養○+運動○=衰弱、死(車ならば:燃料切れでエンストします。) では、簡単ですが健康維持のためのアドバイスをしたいと思います。 <食事:ダイエットのために回数を減らすと逆効果、摂取量同じなら回数増やせ!> ・ 1日3食決まった時間に食事:睡眠2時間前の食事は避ける。 ・ 腹八分目:胃袋満タンでも満腹中枢にその情報が伝わるのに時差があるので早食いはダメ。 ・ 1日30品目:栄養バランスを考えるのは大変、多くの食材を摂取することで対応可能。 <休養:休養もトレーニングの一つ。休んだ後のトレーニングで効果倍増。> ・ 消極的休養:睡眠時間を十分に(とりすぎに注意)。 ・ 積極的休養:運動直後の軽運動(ジョギング、ストレッチ)等が血行を良くし体内の老廃物(乳酸)の排除を早める。 ・ 血行促進:シャワー、入浴、マッサージで疲労回復。少量のアルコールもOK?
<運動:心肺機能、筋肉、骨のためにそれぞれの手法あり。> ・ 心臓や肺のためなら:散歩、ジョギング、水泳などの有酸素運動(エアロビクス)。 ・ 寝たきりにならないためなら:筋力トレーニング(12回位が限界となる負荷で)。 ・ 骨のためなら:縄跳び、階段の下り、短時間で大きな力発揮する動き(アネロビクス)。
食欲の秋、スポーツの秋です。一度、お試しください。 最後になりますが、学生諸君がタイトルのキャッチコピーに「学ぶ」というパーツを加えるとによって、日産セフィーロから「レクサス」にも「ベンツ」にも「F1マシン」にも変身できると思います。今日から「くうねるあそぶ+まなぶ」で頑張ってみませんか。 (山本)
|
|
|
|