朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/10/13)

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10月13日号(第341号)


 身近なビジネス 
「感覚のずれ」
 日経新聞夕刊のコラムを見ていて「へぇーそうなんだ」と感じたことがあります。自動車メーカーN社の相談役が書かれていたコラムです。N社が再建計画を発表した時期に海外出張のエアラインのクラスをどうするかということが議論になったそうです。結局航空会社に交渉して、ビジネスクラスの料金を引き下げてもらって全社員ビジネスクラスを利用するということになったようです。
 私はかつて、幾つかの中小企業で働いていましたが、そこでは再建中であろうが無かろうがすべからくエコノミークラスでした。例外としてご高齢の会長がビジネスクラスを使うことがあるくらいで、役員であろうと社長であろうとエコノミークラスでした。さすが再建中とはいえ大企業は違うなといった印象です。
 議論の過程で「会社の体面も考えて課長以上はビジネスにしよう」と言う意見もあったそうですが、これなど私には全く理解不可能です。N社の課長がエコノミークラスに乗っていようとビジネスクラスに乗っていようと第三者は全く関心ありませんし、いわんやどこの社員かと襟元の社章を見る人などいないでしょう。航空会社にしたところで「N社の課長さんはエコノミークラスに乗っていますよ」などと言って回るわけがありません。自意識過剰なような気がします。また、プライドを維持するとか見栄はるということには、大変なコストがかかります。そしてそのコストの割りに得られる果実が非常に少ないものです。(単なる自己満足に終わってしまうことが多いでしょう)大変コストパフォーマンスが悪いと言えます。 そうは言っても、私自身会社を経営していた時、社員にベンツを運転させて銀行やベンチャーキャピタルに乗り着けたことがあります。しかしそれはプライドでも見栄でもなく、会社の生き残りを掛けた、銀行やベンチャーキャピタルをたぶらかそうという用意周到な下心からでした。    (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方⑫」
 
 ~前回(作り方⑪)から続く~
 大きくそれてしまいましたが、元はと言えば、「放っておいて、売れただけ仕事するなんてアリ??」というテーマから、話を展開してきました。もともと何のお話をしていたのか、思い出してください。そう、選ばれないネットショップにならないための要件その2、「画面が定期的に変化すること」でしたね。結論から言えば、放っておいて売れるなんて、そんな楽な仕事はありません。強烈なブランド力やマーケティング力、資金力がある大企業ならともかく、どれをとっても微力な個人経営のネットショップでは、まずあり得ないことです。放っておくって言うことは、つまり商品を並べっ放しにしておくってことなんですよね。今日見ても、明日見ても、1週間後に見ても、1ヶ月後に見ても、同じ商品がずーっと同じ配置で変わらず並べられているってことなんです。先ほど、「動きがないサイトほど、つまらないものはない」と述べたばかりなので、何が言いたいか、もうわかりますよね。見せる(=売る)側にとって都合の良いやり方は、見る(=買う)側にとっては、この上なくつまらないやり方なんです。つまらなければ、自然な成り行きとして、アクセスされる頻度は少なくなり、そのうち、誰も寄り付かなくなってしまうでしょう。ちなみに、コンビニやスーパーでは、定期的に全体的なレイアウトや商品棚の配置、商品の展示位置が変わっていることを、ご存じですか?せっかくきちんと並べられているのに、閉店後や閑散時に、わざわざお金や手間を掛けてまで、変えているんです。今度、買い物に行くときにちょっと注目してあげてください。特に入り口付近や、レジの近辺なんかを。ジュースやビールの並べ方も、毎日ちょっとだけ違っていたりしますよ。もっともコンビニなんかでは、「棚落ち」と言って、売れない商品はどんどん入れ替わっていくので、変更せざるを得ないという面もありますけどね。これまでと違う風景を見せることで店内をリフレッシュ、「何か新しいものや変わったもの、お買い得品はあるかな?」という思いで、顧客の好奇心や購入意欲は上昇します。
 実店舗でもこれくらい配慮して、動きや変化を創り出さない限り、商品は売れないのですから、ネットショップだけは別なんてことありません。1日置きとは言いませんが、少なくても5日置きくらいの頻度で、何かしらの動きや変更を加えていくことが必要です。
~次回に続く~    (常川)
 *最初から読みたいあなたへ:「ネットショップの作り方①」はここをCLICK!

 今週の話題 

「大きい選手が少ない」
 平成20年度全国高等学校総合体育大会(08埼玉総体)ハンドボール競技を観戦する機会を得ました。率直な感想として、各チームでポイントゲッターとして活躍している者は、全日本の宮崎大輔選手や本学監督の下川真良選手のようなタイプの選手ばかりと感じました。
 そこで、公式のプログラムから、各チームのエントリーされた男子選手672名の身長について調査を試みました。大きい選手とは、2007年度の高校3年生の平均身長が170.8cmという現状から、180cm以上と区切ることに少々無理があると考えますが、それを承知で実施してみました。180cmを超える選手は全体672名中108名で16.1%、その内訳は180~184cmが86名(12.8%)、185以上が22名(3.3%)という結果でした。大きい選手の占める割合が16.1%という結果を多いと考えるか、少ないと考えるかは、各人それぞれであると思います。
 元全日本バレーボール監督の松平さんは、各県から寄せられた情報をもとに大きい選手を求めて全国を行脚し、発掘した選手が横田選手、大古選手、森田選手であると伺ったことがあります。ハンドボールという競技は、ネット型のバレーボールと違って、対人技能に身体接触節があり、言い換えれば格闘技に近いものがあると思います。チームを預かっている指導者の方々は、常に結果が求められており、育成するのに長期間を要する身長の大きい選手ではなく、比較的短期間で育成可能な高校生の平均身長クラスに、目が向いてしまうのではないかと思います。
 おわりに、オリンピックの最終予選におけるドイツとのゲームにて、ディフェンスを2~3人引きつけ、力強いシュートするエースアタッカーの姿を見ると、その姿ばかり目に焼きついてしまいます。本学の体育会ハンドボール部にもと、考える今日この頃です。 
(大杉)


 


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