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前回から続く~
前回までは、地上デジタル放送の著作権管理によるコピー制限について取り上げてきましたが、今回は地デジ放送とアナログ放送の違いについて取り上げます。 使用する地デジ・チューナーは前回と同じI・O DATA製「
地上デジタルチューナー HVT-100」で、岐阜県瑞穂市の朝日大学穂積キャンパスでの受信結果です。メーカーや機種、受信地域によって私のレポートとは異なる結果になることはお断りしておきます。
地デジ・チューナーを設置して最初に気がついたのは、NHK(総合・教育)、東海テレビ、CBCテレビ、メーテレ、中京テレビの6局は問題なく受信できるのに、テレビ愛知だけが受信できないことでした。
アナログ放送ではまったく気がつかなかったのですが、調べてみると、前者の6局は「中京広域圏」つまり、愛知・岐阜・三重の3県をサービスエリアとして認められている放送局で、それに対してテレビ愛知は「愛知県域」のみをサービスエリアとしている放送局だったのです。送信しているのは、7局とも地デジ放送のために新設された瀬戸デジタルタワーからと同じ条件なのですが、送信アンテナの高さが他の局より低い位置にあって、その上、6局は送信出力が3Kwであるのに対して、テレビ愛知は1Kwと3分の1の送信出力しかないことが受信できない原因と考えられます。試しに30dBのブースターを入れてみたのですが、残念ながら音声は聞こえるのですが映像はブロック状のノイズで映像は受信できませんでした。受信するにはアンテナ全体を見直す必要がありそうです。
また、8月末に愛知県各地で主要道路が水没するゲリラ豪雨が発生しましたが、この時もアナログ放送は画面に少しノイズが多くなった程度だったのですが、地デジ放送はまったく受信できない状況になってしまいました。この現象は短時間しかチェックできなかったので引き続き調査したいと思います。
さて、今週末は朝日大学の大学祭「朝日祭」が開催されます。24日(金)~26日(日)の3日間岐阜県瑞穂市の穂積キャンパスで学生たち手作りの大学祭が行われます。
ビジネス企画学科の1年生は伝統に従って模擬店を出店します。販売する商品を企画し、商品材料の仕入れ原価調査から調達など、授業を通じて学んできたことを実践する場として朝日祭で起業を体験します。 同時に、3年生を中心とする大学祭実行委員会は大学祭への集客促進のためのコンサートや、各種イベント企画、業者との折衝や発注、そしてパンフレットやポスターの制作、巨大看板の設置など多岐にわたる作業をスケジュールに従ってこなしてきました。
今年の目玉は26日(日)に行われる「175R LIVE!!」、結成10周年記念のイナゴライダーのライブステージ(無料)です。その他ビンゴや抽選会では、豪華な賞品も用意されています。お近くの方は是非ご来校ください、お待ちしております。 (田村)