朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/12/01)

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12月1日号(第348号)


 身近なビジネス 
「呉服屋の挑戦」
 だいぶ少なくなったが、地元商店街には1、2軒は呉服屋がある。最近では、着物を着る機会が減少しており、着る習慣のある層も高齢化していることから、呉服屋の経営環境は一般的に厳しい状況にある。そんな中で、客を集めている店が岐阜市にある。店舗に行くと、そこにはリサイクル着物という看板があった。
 気軽な値段で着物を楽しめるようにと、リサイクル着物を取り扱っているが、従来の高額な着物を求める顧客も多い。多くの顧客に着物を着てもらう試みとして、リサイクルは顧客誘引効果も高いようだ。
 厳しい環境の中で、事業が好調である理由を、店主に尋ねてみた。その話の中で、2つのポイントを確認することができた。
 1つは、常に顧客とのコミュニケーションを欠かさないことである。店主は1年間に約3,000通の直筆の手紙を出状しているという。このときに、店主は顧客を思い浮かべ、「このお客様にはこんな商品を勧めてみよう」と提案を巡らしている。そうした繰り返しで顧客のニーズを掴み、店主が勧めた商品は顧客が気に入って購入する確率も高い。
 2つ目は、商売に対する熱意が強いということである。金融危機が叫ばれてから、客の購買意欲はかなり衰えてきているが、景気が悪いときでも、知恵を絞ってその時点ででき得る最大限の工夫を凝らすという。リサイクル着物という切り口も、新しい顧客に世代交代していかなければ、いずれ顧客リストから顧客は消えていってしまうという危機感から生まれたのかもしれない。
 何もしなければ顧客はいなくなるという厳しい環境にありながらも、何とか生き残ろうとする“あきんど”の変化への適応が、様々な店舗でみられると、商店街の活気も戻ってくる気がする。    (中畑)

 パソコンで遊ぼう 
「Windows Vista②」
 
 ~前回①から続く
 Windows Vistaを使い始めると、その遅さにうんざりします。学生が故障ではないかと聞きにくるのも無理はないと思いました。
 Windows XPではOSが立ち上がるとハードディスクへのアクセスが止まり、アプリケーションソフトをクリックするタイミングを教えてくれていました。しかし、Vistaではいつまでもハードディスクのアクセスランプの点滅が続き、音を消しているとOSが立ち上がったことに気がつかないほどです。また、Wordなどで作業を行っている途中もひっきりなしにアクセスランプの点滅が続き、このアクセスランプの点滅中は漢字変換などの処理が遅くなるのです。
 書店には「Vistaの重い遅いはこれで解決」「軽快Vistaの100技」などのタイトルが並び、インターネットで「Vista」を検索すると軽快・高速化のたくさんの情報が書き込まれています。
 これらの情報を集約すると、Vistaを軽快・高速化の技は以下の方法に分類できます。
 1. 視覚効果をOFFにする
 2. エアロをOFFにする
 3. 高速検索機能をOFFにする
 4. 削除・上書きしたファイルの復元機能をOFFにする
 5. ReadyBoost機能を使って高速化する
 6. 使わない機能をOFFにする  
 しかし、Vistaの軽快・高速化の技の中には相反する意見が掲載されているものもあって、すべてが肯定されてはいないのが興味深いポイントです。例えばVista最大のアピールポイントであるエアロ(Aero)の機能を使ったほうが早い派と、エアロの機能をOFFしたほうが早くなる派に分かれるのです。また、USBメモリーやSDメモリーなどのフラッシュメモリをパソコンに装着して高速化するというReadyBoost機能についても効果があったという話しと、逆に装着すると遅くなったという話しもあるのです。
 次回は軽快・高速化の技が実際に効果があるのかをレポートしたいと思います。
 ~次回に続く~   (田村)

 今週の話題 

「ピアサポート」
 最近、この地方の大学においてクラブ内での「いじめ」が発覚し、活動を停止するとの報道がありました。本学体育会クラブの部長をしている私は「私の関係しているクラブの部員は大丈夫かな、いや、他のクラブでこんなことが起きていないだろうか?」と不安になりました。クラブの部員以外の一般学生にも起こりうることなので少し心配しています(もし何かあったらすぐに指導教員、学生厚生課等に相談してください)。  
 ところで、「いじめ」を辞書で調べてみると「肉体的、精神的に自分より弱いものを、暴力やいやがらせなどによって苦しめること。特に、昭和60年(1985)ごろから陰湿化した校内暴力をさすことが多い。(大辞泉より)」とあります。思い起こせば1990年代には、いじめによる自殺が多発していたような気がします。自殺した彼らはいじめられた際、家族、先生、先輩あるいは友人などに相談していれば、何らかの策を講じることができていたのかもしれませんが、心を開いて相談できる相手もなく、自分ひとりで悩み、なかなか解決できないまま最後の手段を選択したのかもしれません。だからこそ、今、学生諸君には、いつでも相談しあえる仲間作りが必要だと私は感じています。両親や先生には相談しにくい(したくない)というのが本音だと思います。ならば、何でも話せ、相談しあえる友を見つけましょう。  
 と言うことで、今、全国の大学では悩み等の相談窓口に教職員ではなく学生で対応する「ピアサポート(peer support; “対等な支援”)」というシステムを稼動させています。従来のような「教職員」という年齢的にも社会的にも立場の違う人によるサポートではなく、「学生」という同じような立場の人、すなわち、悩みを共有できる同世代の人によるサポート体制です(サポート内容には制限があり、サポーターとしてのトレーニングも受けます)。本学でも来年度からこの制度が導入できるよう「学生部」という部署でシステム作りを検討しています(サポーターも募集します)。この制度が確立された折には、もしも困ったことがあれば、ピアサポート(著名人のパクリになりますが「学生の学生による学生のための支援;support of the student, by the student, for the student」)を活用して「学生生活の悩み」を解消し、キャンパスライフをエンジョイしましょう。    (山本)  


 


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