朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/12/15)

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12月15日号(第350号)


 身近なビジネス 
「入試面接必勝法」
 今年も朝日大学では一般入試以外にも推薦やAO等の入試を行っています。これらの入試では小論文と面接が行われますが、筆記試験ではわからない志望者の意欲や社会性を見ることができる長所があります。一方、面接試験を受ける人にとっても、一般入試の一発勝負ではなく、普段の自分や自分の良いところをアピールでき、さらに大学の先生の雰囲気が自分に合うかどうかもチェックできるメリットがあります。  
 以前就職の面接必勝法を取り上げましたが、入試面接にはまた違った必勝法があります。高校では志望動機を丸暗記して面接を受けるよう指導することがあるようですが、これはあまり効果がありません。面接官が主に見ているのはたった二つ、目の輝きと、自分の言葉で語ることです。  
 目の輝きといっても具体的なイメージがわかない人もいるでしょう。NHK大河ドラマ「篤姫」の主役宮崎あおいさんを思い浮かべてください。きゃしゃで頼りなげな女優さんですが、ドラマでは徳川家を最後までリードした存在感を感じます。その存在感の理由は目にあります。徳川家を存続させようという強い決意と、ドラマの相手へ共感していることを感じさせる輝きがあります。立派な衣装を着ているからではありません。決意だけではストーカーの目のように怖い目になります。相手への興味、共感が目の輝きを生み出すのです。  
 目の輝きは練習では身につきません。相手が本当は何を言いたいのか、とても聞きたいという気持ちが生み出すものです。恋をすると目が輝くのはそのためです。この先生はどんな人なのか、何か自分のためになるものがみつからないか興味をかき立てて面接に臨んでみてください。そして、相手と目を合わせましょう。せっかくの輝きも目を合わせなければ相手に伝わりません。目を見るのが怖い人は、高校の講堂に誰もいない時を見計らって舞台に上がり、そこで大声で好きな文章を読んでみてください。最初は小さな声しか出ませんが、だんだん平気で大声がでるようになります。そうすれば、人の目を見るのも楽になります。  
 自分の言葉で語る力は、自分の興味を掘り下げることで生まれます。野球を続けている受験生に「野球の面白さを知らない人にわかるように教えて。」と質問したら、しばらく考えて「柔いチームが強いチームに勝てることがあるのが面白い。」と答えてくました。自分の経験を振り返って出てきた言葉だと言うことが伝わります。
 興味はアニメでもファッションでもいいのです。面接の前に自分の興味は何かなぜ興味を持ったか考えてみてください。その興味と学部が結びつけば、それがオリジナルの進学動機です。 実は、入試面接必勝法は不況期の就職面接必勝法でもあります。相手への共感と、自分の興味を掘り下げる習慣があれば、内定取り消しは怖くありません。 
(岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方⑮」
 
 ~前回(作り方⑭)から続く~
 今回のコラムで対象にするのは、明文化された規則のほうですが、暗黙的に作られている規則についても少しだけ触れておきます。「暗黙的に作られている規則」とは、文字通り、誰かが意図的に規程したものではありません。お店を営んだり、利用したりするうちに、売り手と買い手の間で、暗黙のうちに了解されている決まりごとです。平たくいえば、双方がお店に関して「こうあるべきだろう」と一致して考えていることです。わかりにくいと思いますので、具体的な例を挙げてみます。
 皆さんがお店に入ると、普通のお店なら、店員が「いらっしゃいませ!」と声を掛けます(実際にはそうでないお店もたくさんありますが・・・)。でも、「当店ではお客様が入店される際には、元気に挨拶をします!」なんて、貼り紙をしているお店は滅多にないですよね。そんな貼り紙をしたら、逆に「何か押し付けがましいお店だなぁ?」と思われてしまいます。店内がエアコンで快適な温度に調節されていたり、できる限り商品を過不足なく取り揃えておいたり、商品が整理されて綺麗に陳列されていたり。いずれも、お店がお客さんに対して明示しているわけではないし、お客さんがお店に対して要求しているわけでもありません。でも、双方ともにお店とはそうあるべきだと共通して思っているし、それが無ければ変だと思ってしまうことです。また、それが満たされているときは気になりませんが、そうでない場合は非常に気になることでもあります。皆さんも入店時に店員と目が合ったのに「いらっしゃいませ!」のひと言がないと、ちょっと嫌な感じになりませんか。
~次回に続く~  (常川)
*最初から読みたいあなたへ:「ネットショップの作り方①」はここをCLICK!

 今週の話題 

「エスカレータの安全対策①」
 「事故防止のため、エスカレータでは歩かないでください」という注意書きを、最近見かけることが増えた。利用者同士の接触による事故が増えていることが背景にある。 エスカレータに乗るとき、急いでいる人のために左右のいずれかを空けて(東日本と西日本とでは、左右が逆らしい)片側に寄って乗るのが一般的である。この習慣は、日本だけではなく、かつてロンドンに旅行したときに、地下鉄のエスカレータで「Keep Right」の表示があったと記憶している。急ぐ人のために「右側に寄って立て」というほどの意味である。
 私が鉄道会社でリスク関係の担当をしていたときにも、エスカレータに関する事故やトラブルを幾度か経験した。しかし、片方を空けて両側に詰めて立って乗ってもらうことには、私は反対の意見であった。エスカレータの片側を開けるのは、それぞれの事情を抱えた不特定多数の人が利用するエスカレータを、思いやりを持って譲り合いながらも、効率的に利用するという考えに同意でき、すでに社会の慣習として定着していたからである。今でもその考えは変わっていない。
 小学生の頃、学校で「廊下を走らない!」という注意があったことを思い出す。廊下を走ると人にぶつかって怪我をさせる危険がある。エスカレータの注意書きも、同じ趣旨であろう。しかし、この場合、「走るな」と「歩くな」とでは、似ているようでかなり異なる。走ると衝突した場合に人に怪我をする危険が大きい。しかし、歩くことまで禁止する必要があるだろうか。もし、「廊下は歩かない」としたら、廊下の機能を果たさなくなることはいうまでもない。
 エスカレータの空けられたスペースをゆっくり歩くケースでは、接触負傷事故は少ないように思う。「エスカレータでは歩かないように」ではなく、「エスカレータでは走らない」とすれば十分ではないだろうか。習慣を変えることは容易ではない。遵(したが)い難い過剰な規制が、何も規制しないよりも悪い結果をもたらすことを懸念する。   (横井)


 


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