朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-09/3/30)

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3月30日号(第365号)


 身近なビジネス 
「CHANGE」
 花冷えの日が続いていましたがようやく桜の花もほころび始めました。先日東京に帰り、春の日ざしの中、久々に家の近所を散歩しました。もう20年(そのうち7年は、岐阜との掛け持ちです)住んでいるところですが、街の変化に少し驚きました。かつての酒屋、金物屋、八百屋、銀行、洋品店などが無くなっているのです。
 そして、携帯電話販売店、百円ショップ、コンビニ、パチンコ屋、ファーストフード、ディスカウントストアー、マンションに姿を変えているのです。「ここは昔なんだったけなぁ~」としばし立ち止まり、考えてしまいました。人間の記憶、失礼、私の記憶なんていい加減なもので、姿を変えられてしまうと、もう昔の姿を思い浮かべられなくなってしまいます。一生懸命思い出したのが、前述のようなお店でした。
 それにしても街並みは、そこに住んでいる人々のニーズに合わせて変化していくものなのでしょう。事実私自身、たまに酒屋や銀行は利用したことがあっても、金物屋、洋品店に至っては全く利用したことがありません。百円ショップ、コンビニなど確かに利用頻度は高いですね。古い街並みを懐かしむというようなノスタルジアと、利便性を追求する生活態度は矛盾するようです。
 今回、街並みの変化について書きましたが、このコラムも来週から一新することになります。一段と進化します。乞うご期待!
 「身近なビジネス」長い間御愛読いただき、ありがとうございました。   (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方⑳」
 
 ~前回(作り方⑲)から続く~
 注文が少ないならまだ良いですが、嬉しい誤算で複数の注文が重なってくれば、その入金確認と発送作業が入り組んで、何がなんだかわからなくなってきます。梱包したり、宛先を記入したり、宅配業者に連絡したり、1日に何件もの発送作業があると短時間では終わりません。出掛ける時間は迫っているし、発送作業は終わらないし、なんてことは結構あるでしょう。そんなとき、規則を軽んじる気持が心に芽生えてきます。「出掛ける予定があって、間に合わないから明日でいいか!!」というように。自ら決めた規則を自らの都合によって、自らを安易に納得させて、破ってしまうわけです。ごく自然な成り行きですが、面倒なことを先延ばしにする姿勢を自ら許してしまうと、大抵はクセになります。もっと先延ばしをしても良いかって言う気持ちを助長します。お客さんの顔が見えないから、嫌われたり、怒られたりする心配が実感できないのです。そこには、お客さんの気持ちを考える余地は、ほとんどありません。お客さんにして見れば、入金の翌々日くらいには届くと思って、楽しみにしていた商品がなかなか届かないのです。不安になるし、不信感が芽生えるかもしれません。もう、あそこのネットショップで買うのは止めようかな、って思ってしまうかもしれません。結果として、ネットショップの経営に響いてきます。
 規則を決める主導権を持つことは、非常に重い責任が伴ってくるし、守れなければそれ以上の代償を支払うことになります。ネットショップの実務的な運営方法を決める際や、売れやすくするためのキャンペーンやイベントを始める際には、そのことを頭に入れておかなければなりません。言うまでもなく、それらは公言された規則です。その多くは、「売り上げが伸びるかどうか?」という観点を中心に、選択や判断がなされています。そこにもうひとつ、「その規則を守っていけるか?」という観点を加えて欲しいのです。規則を守ることは、どちらかというとモチベーション(意欲)のほうが大きく関わりますので、観点というより、覚悟といったほうが良いかもしれません。自信がないのなら、始めからやらないほうが良いでしょう。体調が悪くても、気分が乗らなくても、面倒臭くても、常に変わらないサービスクオリティをお客さんに提供できることは、バーチャルなネットショップではかなり大切な要素です。何だかよくわからない小規模なネットショップで、ギャンブル感覚で商品を購入するお客さんの唯一の頼りは、お店の信頼感しかないのです。そして、「守れない規則は作らない」「作った規則は必ず守る」の2つの基本を地道に積み上げることは、お店の信頼感の醸成に大きく貢献します。そうでない場合は、よく覚えていてください。いつか必ず「ツケ」が回ってきますよ。 
~次々回に続く~  (常川)
*最初から読みたいあなたへ:「ネットショップの作り方①」はここをCLICK!  

 今週の話題 

「再スタート」
 2002年4月にビジネス企画学科創設と同時にスタートして以来7年間、このコラムは盆も正月も春休みも夏休みも毎週毎週1度も休まずビジネス企画学科専任教員の先生方に執筆をいただいて今回で1年の日数と同じ365回を数えるに至りました。(当然そういう計算になります)
 「身近なビジネス」「パソコンで遊ぼう」「今週の話題」の3つのコーナーを、ビジネス企画学科の先生たちが独自の目線で時事問題や話題を取り上げ、各々の専門分野から分析や意見を加えて書かれています。バックナンバーを読み返してみるとビジネス企画学科の歴史、卒業生たちの顔など当時の記憶が蘇ってきました。
 また、先生方が書かれた文章と共に岐阜県周辺の季節の花や風景写真を掲載させていただきましたが、担当の私として掲載2週間以内に撮影した写真を使用するという自主規制を課してきたために花の少ない冬期間は花を求めて苦労したことも今は良い思い出です。毎週コラムに掲載する写真を含めてこの7年間に撮影した写真は1万枚を超えてしまいました。  
 来週からは、「ビジネス企画学科Webマガジン」とタイトルを変更して、ビジネス企画学科を知っていただくメディアとしての役割を担っていきたいと考えております。  
新たに再スタートする「ビジネス企画学科Webマガジン」をご期待ください。   (田村)


 


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