朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/12/19)

 
12月19日号(第507号)


   
「3年生の就活スタート」
 12月16日、岐阜市文化センターで平成25年3月卒業予定者(現3年生)向けの就職ガイダンスがスタートしました。昨年まで10月に開始されていた企業説明会の開始時期が今年から12月スタートに2ヶ月変更になったのです。少し前に行われた名古屋の企業説明会での殺気だった雰囲気とは違い岐阜の会場は、学生たちの顔にも笑顔が見られ和やかな雰囲気で行われました。
 開始時には、まだ企業説明会に慣れていない3年生たちが記入票の書き方などで少し戸惑いが見られましたが、混乱はなく各々目標の会社ブースに行って説明を受けていました。この会に行くと学生たちに人気の企業ランキングが解るのですが、私たち教員が見る良い企業ランキングとは大夫違っているといつも感じます。テレビにCMを出している企業だけでなく、「B to B」でテレビCMを出す必要のない優良企業に学生が集まらないのは、これから教員の指導が必要ですね。    (田村)

   
「言葉の壁を越えろ」       <ファイナンシャルコース>
 英国紳士なのにイタリア人のように陽気なマリオ先生と50を過ぎてもサッカー小僧の山本先生とのコラボで、先週2年越しの夢の授業が実現しました。なんとスポーツをやりながら英会話を学ぶというものです。我々は奥さんに厳しく注意されてもいつも喫煙所に集まる肩身の狭い仲間です。英語でも日本語でも楽しいおしゃべりが人々を明るくすると信じるマリオ先生、スポーツでは選手同士のコミュニケーションが勝つための条件と考える山本先生、経営では理念や技術の中身だけでなくそれらがきちんと伝わることが必要条件と考える岩崎が、雑談を通じてたばこ以外の共通点を探る中で冗談のように生まれたアイデアでした。チームで使う英語を解説し、いくつかを覚えてもらって学生にフットサルのチームを作らせ、英語オンリーでトーナメントを行うというものです。
 出せとか行けとか寄せろとか、日本語でもスポーツで使う日本語は単純です。しかし、その意味は簡単な言葉でも状況によって多様です。そうした言葉を知らないとチームプレーは難しいのですが、チームでスポーツしている人はそのことをほとんど意識していません。「しっかり絞って、奪ったらサイドから」では、何がなにやら分からないはずですが、同じ経験を共有するチームメンバー同士ではすぐ伝わります。マイナースポーツのテレビ中継で選手上がりの解説者の説明が、視聴者からは時々意味不明になるのはこのためです。  英語の学習も同じようなところがあり、普段英語を使わない人にとっては、簡単な単語でも体験が伴わないと理解不能です。中学3年までの英語で英語は話せるといっても実際には話せないのはこのためです。例えばカモン(come on)はみな知っていても、ムーボン(move on)やゲッティ(get it)はわからない。しかし、フットサルのプレー中にこう言葉をかけられれば、自然とその感覚がつかめます。ちょうど若い人が、テレビを見ていてチェッキッラを自然と覚えたようなものです。  
 これから社会人になる4年生にとってもこの教訓は重要です。ビジネスの現場では、同じ日本語を話していても、業界や職場によって使われる日本語の意味が微妙に違うことがよくあります。専門用語は聞き慣れない言葉なので自然と覚えようとしますが、日常使う言葉が違った意味に使われる場合は混乱します。証券業界では、取り消しにすることを「マル」といいます。新入社員が「さっきのあの件マルね。」といわれると、ほぼ全員が「さっきのはOKだから話を進めて。」という意味にとらえます。あとで「えーキャンセルしてないの。マルといったのに。」といわれて初めてマルはこういう意味かと覚え、一人前になっていきます。そのときはショックでも後からは笑い話です。だったら、最初から楽しく失敗すればいいのではないか。  
 言葉を学習するとは体験とペアであることを実感し、楽しく失敗してもらうための授業、その中で言葉の壁を越えてもらおう。それが英語でフットサルなのですが、うまく学生に伝わったらいいな。    (岩崎)

 


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