朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/04/09)

 
4月9日号(第523号)


   
「学外研修」
 4月2日(月)入学式を迎えた1年生は、大変あわただしい一週間でした。3日(火)には教務ガイダンス(履修登録)、4日(水)には学生部オリエンテーション後、経営学部学生の学外研修が実施されました。
 この学外研修は、新入生が大学生活をスムーズに始めることができるよう毎年実施しています。大学から徒歩10分の場所にある岐阜グランドボウル(今年開催される清流国体会場)に移動し、昨年全日本チャンピオンの竹川ひかる先輩(3年生)の始球式後、ゼミ対抗戦が開始されました。上位3チームに与えられる優勝カップ・賞品獲得めざしての真剣なプレーは、多くの感動を体感しました。総勢250名、60レーンを使用してのプレーは、壮観そのものでした。
 ぜひ大学生活を謳歌し実りあるものにしてください。   (長屋)

   
「計画について③」       <消費者心理コース>
  ~前回から続く
 どんなに優れた計画でも、実行動を伴わなければ全く意味をなさない。計画立案には相応の時間を要するため、生産性の観点では「実行されない計画」にはゼロどころかマイナス効果さえ生じる。計画を実現させるための最大のポイントは意欲である。机上で想定することと現場の状況は必ずしも一致しない。計画にこだわり過ぎて修正を加えられないのも困るが、脱線し過ぎても困る。当初の計画は指針として最後まで活用すべきだ。好ましくない状況を含めて想定外の出来事にも怯まず、冷静かつ粘り強く対応して、計画は着実に前に進めていきたい。そのためにはすぐに折れないこと、すなわち「やる気」が必要だ。思わぬ大差がついたスポーツの試合でも、当初の目標を念頭に置き、最後まで真剣に取り組めば、何かの収穫は必ず得られるはずだ。逆に、意欲のない諦めたプレーを選手に許してしまえば、残り時間は全て無意味なものとなってしまう。計画は未来予想だから、多くがその通りには進まない。計画には修正がつきものだ。修正を加えながらも、意欲を高位に維持して進むことが重要だ。いわゆる精神論だ。  
 アマチュアなら精神論(=がんばろうぜ!)だけでも構わない。しかし、プロはそれでは駄目だ。ビジネスで計画を実行に移す際には、精神論だけでは不充分だ。「絵に描いた餅」という諺がある。紙に餅を描いても食べられない。実現しないことを考えても役に立たない、という意味だ。実物を手に入れなければ、餅は絶対に食べられない。実物を手に入れるには、条件を整える必要がある。購入するなら、店舗を探すこと、購入資金を確保することなどが必要だ。自ら生産するなら、水田などの設備を整えること、苗や肥料を購入する資金とルートを確保すること、農作業を行う人手を集めることなどが必要だ。どんなに意欲があっても、必要なモノが必要なタイミングで必要な分だけ揃わなければ、計画は頓挫してしまう。「がんばろう!」という掛け声だけではどうにもならない。ビジネスプランには意欲に加えて、労働力・設備・資金・技術などの裏付けが必要だ。それらの手当てを万全に準備しておかなければ、計画は結局「絵に描いた餅」になってしまう。目標はなるべく壮大でありたいが、一方で、計画には実現性が欠かせない。いくら想いが強くても、計画は自らが手当てできる範囲で立案すべきであろう。ここで大切な点がある。「自らが手当てできる範囲はどの程度か?」の質問への答えを明確に持っておくことだ。手当てできる範囲は、事前に把握しておくべき必須与件だ。現状把握は計画立案の前提条件である。
 計画は、未来に潜むリスクを先取りして、万全な対策で備えるために立案する。それ自体が途中で頓挫するリスクを抱えてしまっては本末転倒だ。自らが持つ資源を最大限に活かした成果を得るには、自らをよく知った上で立案される理性的な計画が必要だ。「計画立案」はマーケティング戦略で欠かせないプロセスだ。外だけでなく、内をよく見て発想することが計画の実現性を高める。   (常川)

 


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