朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/07/9)

 
7月9日号(第536号)


 
「ビジネス能力検定を受験」
 7月1日(日)、ビジネス能力検定(B検) 3級試験(10:00~11:30)・2級試験(13:10~15:10)が、本学6号館3階6304講義室において実施されました。ビジネス企画学科では団体申し込みで出願しており、本大学内において受験することができます。  
 合否結果は8月下旬頃からインターネットでも確認することができます。合格者の笑顔を見るのが待ち遠しいばかりです。    (横井)

   
「根っこを切る」       <スポーツマネジメントコース>
  スポーツにおける技術指導の際、指導者が実践(師範)したり誰かに実践(模範)させて見せることによって理解させることがあります。この方法は視覚に訴えるため、指導者にとってはもっとも容易な指導法ですが、一度見てすぐに理解できる選手とそうでない選手がいます。その時、理解できなかった選手にどのように理解させることができるのかと言うこと考えるのが指導者の役目です。特に、初心者や年齢の低い子供たちにおいてはすぐに理解できないことがしばしばです。その際、のもう一つの指導手段が言葉です。相手の技術レベルや年齢等を考慮した適切な言葉を使って、習得させることが指導者の仕事です。
 ということで、過日、ゼミ生に私の持っている言葉の引出しの一つを使って、技術指導の検証してみました。検証に用いた動作は、ゴルフにおけるピッチング(距離は出ないがボールが高く上がるアプローチ用クラブ)でのショットでした。ゼミ生の中には、多少の経験のある者もいましたがほぼ全員が初心者でした。全く初めてという女子学生もいました。指導の過程は次の通りです。
1.
何の指導もしないでとにかく自由に打たせる。
 
ボールに当たらない。ボールが上がらない。
2.
ゴルフクラブと人を一体化するために重要であるクラブの握り方を教える。
 
手首あたりの自由が利かなくなり構えたところにクラブが戻ってきてボールに当たりだした。しかしボールの軌道は地を這うことが多かった。
3.
「ボールの根っこを切ろう」と言葉をかける。
 
全員、ボールが上がり始めた。<自由に打たせてからほぼ30分後>

 ということで、なぜこの言葉でボールが本来のピッチングの軌道に近づいたのか?それは、ゴルフクラブの形状(打球面は地面から約45度位傾いている)から、ボールを上げようとすればするほどすくい打ちになりクラブのフェイス(打球面)に当たらず、クラブのエッジ(打球面の最下端付近)に当たっているのです。これは、ボールを地球に例えるならば、赤道から南半球あたりをクラブのエッジで打っているのです。
 このようなすくい打ちをさせないために、「ボールの底から根っこが生えていると仮定し、ボールを打つのではなく根っこを切ってみよう」という表現がゼミ生に理解されたと考えます。これもボールを地球に例えるならば、南半球をクラブフェイスが擦るように通過し、さらに南極点の南方を通過していくと言ったところでしょうか。すなわち、クラブがうまくボールの底めがけて侵入し、クラブ面の傾きを利用して適切な角度でボールが打ち出されたのです。ボールを上げたければ「クラブをすくい上げるのではなく、むしろクラブを振り下ろせ」と言うことを教えるための言葉だったのです。 このように、目的とする動作を遂行させるために、いかに分かり易い言葉で表現できるか、また、誰もが同じ言葉で理解できるとも限らないため、いかに多くの言葉(引出し)を持ち合わせているかが指導者の技量だと思います。
 最後に一言「英語でしゃべらナイト」をもじって、良い指導者は『言葉で伝えナイト!』
(山本)

 


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