朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/07/23)

 
7月23日号(第538号)


 
「合同就職セミナー」
 7月18日に、岐阜県学生就職対策連絡協議会主催の合同就職セミナーが開催されました。本学の学生も多く参加し、活気のある就職セミナーでした。
 まだ進路(就職先)が決まっていない4年生は焦りもあるでしょうが、この日の積極性を見るとどの学生も大丈夫だと安心しました。とは言え、早くに内定を得た方が、安心感はあるでしょう(教員にとっても同じです)。しかし、苦労の末に得た内定の喜びもまた格別だと思います。会社への愛着も増すのではないでしょうか。
 4年生にとって、大変な時期ですが、前を向いてチャレンジして欲しいと思います。    (林)

   
「アイデア②」       <消費者心理コース>
  ~前回から続く
 パソコンやスマートフォンなどのツールが普及したことで、インターネットに簡単かつスピーディにアクセスできる環境が整備され、個人でも幅広く情報を集められる時代になった。それでも自らが出向き、五感を通じて得られるダイレクトな情報の重要性はいささかも変わらない。前回は、アイデア発想の第一段階である「情報のインプット」における、主観または客観に偏らない姿勢について解説した。良い情報の発見はアイデア発想の第一歩だ。第一歩だから、二歩目もある。良い情報が見つかっても、ただ集めるだけでは意味をなさない。例えるなら、原石のようなものであり、磨かなければ宝石にならない。磨き方によって予想以上に大きな価値を生み出すこともある。  
 インプットに続く「整理分析」のステップでは、思考能力とノウハウ(知識、経験など)を活用してよく考えることが必要だ。ただし、闇雲に考えていては効率が悪すぎる。次々と思い浮かぶアイテムで思考が複雑になって、整理がつかなくなる。面倒になって放り出してしまうのが関の山だ。情報を磨いてアイデアを発想する際には、頭の中で行う作業を次の2つに分けて考えると格段にやりやすくなる。発散と収束である。発散とは考えられる選択肢をすべて出し切る過程であり、収束とは出揃った選択肢を整理して優先順位を付ける過程だ。  
 発想は未来の可能性であり、上手くいくか否かは確率範囲でしか語れない。実現させてみないと成否は判断できない。現在の環境では成功しにくいと思われるアイデアでも、今後の変化によっては、異なる評価を下せるかもしれない。だから思い浮かぶアイデアは短絡的に取捨選択すべきではない。成否の可能性に言及することなく、思い浮かんだアイデアは、些細であってもまずは残しておくことだ。この作業を一人で行うならば、KJ法を活用できる。集めた情報をヒントに思い浮かんだアイデアをメモ用紙大の付箋紙に大きく記入して、どんどん壁に貼り付ける。新たな発想は思考環境の変化によって得られることがあるので、短時間で終わらせるのではなく、ある程度の期間を設けて行うほうが良い。もちろんダラダラと続けるのは良くないので、目安としての期限は定めるべきだ。もっと効果的かつ効率的に作業を進めるなら、複数人を集めて行うブレーンストーミングが良い。人が増えれば、それだけ発想する頭も増える。必然的に思い浮かぶアイデアも増えて、幅広く可能性を網羅できる。もちろんブレーンストーミングを行う際も、KJ法などを利用して、発想したアイデアを可視化したほうが良い。面倒だからと言って頭の中に入れたままにしておくと、すぐに忘れて思い出せなくなるかもしれない。将棋の棋士でもない限り、複数のアイデアを頭の中だけで正確に眺めることはできない。  
 さあアイデアは出し切った。今度はそれらを整理する段階だ。     (常川)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/03/12)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/09/08)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/09/13)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/11/20)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/1/23)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/07/08)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/10/24)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/12/15)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/05/21)

最近の記事