朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/08/13)

 
8月13日号(第541号)


 
「授業成績発表と夏休み」
 4月5日から前学期授業が開始され、各科目15時間の授業を終え、前学期定期試験が7月25日~31日まで実施された。8月10日には5号館1階ホールにおいて、前学期授業科目の合否結果発表があった。朝9時から多くの学生が成績表を受け取り、悲喜こもごもの表情をみせていた。なかには追再試験の手続きを行う姿があった。合格した者も油断することなく、後期に向かってさらに精進を重ねてほしい。                さて、大学では8月1日~9月16日という長い夏休みが設けられる。そんな中で、いかに充実した時間を過ごすかが、後半の大学生活に大きく影響する。ビジネス企画学科には体育会の部に属している者が多く、各部とも9月から「勝負」の季節がやってくる。県内リーグ、東海リーグ、関西リーグ、西日本インカレ、インカレ、全日本選手権…など目白押しである。猛暑のなか強化練習、合宿、遠征試合などを乗り越えて、その成果を出す時が来たのだ。頑張ろう!     (長屋)

   
「アイデア③」       <消費者心理コース>
  ~前回から続く
KJ法やプレーンストーミングでひと通りのアイデアが出揃ったら、今度はそれらを集約する段階に入る。発散思考によって、アイデア案は様々な方向に大きく広がり、分散している。それを整理し、まとめていくのが収束思考だ。収束思考の具体的な作業は、衣類を整理して片付ける作業に似ている。場所や順番を考えずに、衣類をクローゼットに放り込むのは楽だが、後が大変だ。何がどこにあるのかがわからなくなり、次に必要な際に探し出す手間が増える。短期的には楽でも、長期的な効率性は失われる。後のことを考えれば、衣類は系統に分類して片づけるほうが好ましい。そうすれば、何がどこにあるのかがすぐにわかり、次回の外出準備はスムースに進められる。系統分類によって省けるムダはこれだけではない。例えば、新しい衣類を買おうとする場面だ。整理されたクローゼットを事前に確認すれば、何があって何がないのかは一目瞭然だ。それができなければ、似たデザインや色の衣類を重ねて購入してしまうケースが増えてしまうだろう。似たデザインの衣類を複数所有することは、ファッション性の観点ではプラスには働かない。収納スペースを圧迫するし、購入コストにもムダが生じる。逆に、あると思い込んでいた衣類が、いざというときになくて困ることもあるだろう。単なる勘違いだが、その衣類があれば得られたであろうメリットは逸してしまう。大げさに言えば、機会損失だ。いずれも系統分類されていれば、軽減できたリスクだ。これらを専門用語では、「漏れ」「ダブり」と言われており、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)と呼ばれる。  
 たくさんのアイデア案を整理分類する際にも、同様の注意を要する。何の基準も持たずに整理を進めると、後に大変な不効率が生じる。例えば、作業の経緯を振り返る必要が生じた場合である。時間の経過とともに記憶は薄れる。都度、曖昧な基準で分類を進めれば、整理の道順を後戻りするのは困難だ。一方、系統で分類されていれば、整理の道順が明らかなため、すぐに最短距離で戻ることができる。思考に混乱を来したり、無駄な作業を発生させたりすることなく、効率的に作業を維持できる。基準のブレがないので、「漏れ」「ダブり」も発見しやすい。確かな分類基準を確立することは、収束思考を進める際の重要ポイントのひとつだ。ではどうやって分類基準を確立するか。ここで頼れるのはノウハウしかない。人はそれぞれの経験を通して、それぞれの視点を持っている。チームで作業すれば、相互の視点を披露し、刺激しあうことで、客観的に最適な基準を発見することができるだろう。こうして系統分類が終わったら、あとは取捨選択を行って、実現化を図るのみだ。取捨選択には正解がないので、コスト感覚を持ちながら、試行錯誤を繰り返すしかない。    (常川)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/04/07)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/4/20)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/09/24)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/09/12)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/1/26)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/11/17)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/10/09)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/06/07)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/01/9)

最近の記事