朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/04/05)

 
4月5日号(第418号)


   
「学外研修」
 1年生にとってあわただしい週末となりました。4月1日には教務ガイダンス(履修登録)、2日には入学式、そして3日にはリトルワールドでの経営学部学生のための学外研修が行われました。
 この学外研修は、同じゼミに所属する学生同士および学生とゼミ担当の先生のコミュニケーションを深め、新たなスタートをスムーズに行えるよう毎年実施されていますが、ビジネス企画学科の新入生にとってはもう一つ大切な目的があります。それは4月の授業開始と同時に実施される「友人プロデュース」と呼んでいるワークショップに使用する写真撮影です。リトルワールド内での限られた時間の中で、ゼミ仲間の魅力をうまく表現した写真が撮れるかどうか、ビジネス企画学科の学生達にとっては既にこの学外研修から授業が始まっているのです。  
 少し肌寒さを感じる一日でしたが、桜咲く園内で早速仲良くなった学生同士が語り合い、写真を撮りあう楽しい一日を過ごしました。   (妹尾)

   
「終わり良ければすべて良し」        <消費者心理コース>
 ビジネスに応用できる諺や慣用句をご紹介、今回はその4回目です。
 「終わり良ければすべて良し」、マイナス要素を含めて途中に色々なことがあっても、最後に上手くまとまれば良しと評価できることを教える諺です。ものごとは最後の締めくくりが肝心です。1年の商売が、前半より後半に売上が良くなって終わるのと悪くなって終わるのとでは、翌年の正月を迎える気分はかなり異なります。売上合計がそれほど変わらなくても、気分良くお正月を迎えられるのは間違いなく前者です。最後に受けた、すなわち直近の出来事の印象が気分に大きく影響を与えるのです。
 このことは、商品やサービスの供給側だけの話ではなく、利用側にもあてはまります。行動経済学の分野には、ピークエンドの法則があります。あらゆる経験の快苦の記憶は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まるという法則です。最高(または最低)の瞬間と最後の瞬間が明らかなイメージとして記憶に残り、経験全体としての評価もそれによってなされる傾向が強くなります。映画やテレビドラマの評価の要所が、盛り上がりとクライマックスの2点にあるのは、まさにこのためです。ビジネスでは顧客との関係には継続性があり、区切りをつけるのが困難なため、とりわけ最後(=直近)の接触から受ける印象が大切になります。接触する度に直近の印象は更新されるので、顧客に好印象を与える努力を、供給側には絶えず求められます。モノが売れない時代、リピーターの確保は最優先課題ですが、前回を上回る好印象を与えることは、その実現確率を大きくアップさせます。それまでの経験がどんなに良くても、直近の印象が悪ければすべて台無しになり兼ねない、ビジネスだけでなくスポーツやプライベートなど、あらゆる局面で頭に置いておくべき教訓です。
 ここぞというときのデートでは、クライマックスは最後に持ってくるのが効果的です。プレゼントを用意したのならば、デートの途中に渡すのではなく、終盤に、できれば別れ際にさりげなく渡すのが良いかもしれません。相手にとって、その1日の印象がとても良いものとして残るはずです。その後、もう一度声が聞きたいからと言って、安易に電話をかけるのは止めましょう。余計なことを話して、せっかくの好印象を台無しにしてしまうかもしれません。   (常川)


 


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