朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/10/01)

 
10月1日号(第548号)


 
「岐阜国体開幕」
 9月29日いよいよ岐阜国体が開幕しました。我がビジネス企画学科の学生は、国体開催期間中に何らかの種目の応援あるいはボランティア参加をしてレポートを書くことになっています。また、選手として出場をする学生諸君もいます。 国体に向け、入念な準備を行ってきた成果を大いに発揮して、是非国体の成功につなげたいものです。応援に、ボランティアにそして競技者として頑張りましょう。    (田ノ上)

   
「平井コーチは凄い!」       <スポーツマネジメントコース>
  2012年9月29日「ぎふ清流国体(第67回国民体育大会)」が開幕しました。国体を始めた目的や、今後の国体のあり方について「岐阜国体まであと1年」と題してこのコラムに書いてからあっという間の1年でした。岐阜県において2度目の国体、どのような大会になるのでしょう。天皇杯・皇后杯の行方は?  
 さて、話は変わりますが、2週間ほど前に国体開催県で開催することが決められている「日本体力医学会」が第67回大会として国際会議場と都ホテルを会場として行われました。この学会は医療関係者とスポーツ関係者がヒトの健康や体力について研究し、その成果を活用することを目的とした学会です。今学会大会には筆者自身も2年前からスタッフとして企画・運営に関わり、共同研究者として研究発表にも関わりました。また、本学大友克之学長には大会顧問として参画いただき、さらには協賛金をも援助していただき物心ともに多大なるご支援を賜りました(スタッフとしてお礼申し上げます)。
 さて、学会プログラムの中で、教育講演として中京大学高橋繁浩先生(元オリンピック選手:平泳ぎ)に「ロンドンオリンピックの水泳陣の戦いぶりを分析し、今回のメダルラッシュの背景と将来への展望」について講演していただくセッションがありました(筆者が座長として司会進行)。この中で、北島康介選手の元コーチで、ロンドンオリンピック競泳チームのコーチである平井伯昌氏のコーチングの素晴らしさを紹介されました。それは、女子100m背泳ぎで寺川綾選手がロシアのアナスタシア ズエワ選手をかわして銅メダルを取ったレースのことでした。平井コーチはタイム的にライバルとなるだろうと思われるロシアの選手の決勝までのレースを分析し、ラスト10mでスピードが上がらないロシアの選手に対する対策として寺川選手には決勝レース直前に「ゴール直前のタッチの練習」を何度も繰り返し練習させたそうです(スタンドから高橋先生が確認)。これは、寺川選手にはしっかりタッチしてゴールすることだけを意識させたレース直前のアドバイスですが、実はラスト10mの頑張りで最後に速度が上がらないロシアの選手に勝てると判断しての、ラスト10mの泳ぎをタッチに集中させ選手にプレッシャーを与えない素晴らしいコーチングだったと高橋先生は称賛されていました(筆者も同感です)。このことを寺川選手は後のインタビューで「『最後の瞬間(ゴール直前)に、タッチをしっかりやるんだぞ』とコーチに言われたことを思い出した」と答えています。さらに、このレースのために出場予定だったレースを棄権させこの決勝戦に全てをかけたとのことでした。コンディショニングの面からも考えつくされたレースでした。そういえば、同オリンピックでのサッカー女子の佐々木監督の予選リーグ最終戦におけるメンバー構成や采配についてもいろいろな批判がありましたが、結果を残すためのコーチングに共通するものを感じます。
 このように、結果を生み出すのは選手ですが、それを陰で支えて結果を引き出させるコーチに注目してスポーツを観るのも「あり」かもしれませんね。本学体育会には、長屋先生、林先生をはじめとして素晴らしい指導者(コーチ)が多くおられます。ぜひ、そのノウハウを吸収してスポーツのみならず社会でも生せる「コーチング」を学んでください。国体もフィールドやコートではなくベンチを見て、こんな観点から観戦するのも面白い(勉強になる)かもしれませんね。「岐阜県頑張れ!!」     (山本)

 


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