朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/10/15)

 
10月15日号(第550号)


 
「ぎふ清流国体」
 「輝け はばたけ だれもが主役」「心をひとつに 日本再生」を合言葉にぎふ清流国体が開催された。9月29日から10月9日までの開催期間中、朝日大学も一部を除き休業し、選手・競技運営補助員・応援などに携わり大会を盛り上げた。ビジネス企画学科生の多くが体育会に所属しており、日頃のチームメイトもぞれぞれの郷土の代表選手として出場し、優勝目指して競い合った。岐阜県選手団として朝日大学からも多くの学生が出場し各種目・種別において活躍した。
 殊に、山岳競技(成年女子リード)においてビジネス企画学科の水口僚さんが優勝を果たした。また、自転車競技・フェンシング競技・ボウリング競技などでも本学生が力を発揮して岐阜県の天皇杯・皇后杯獲得に貢献した。  (長屋)
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「自分ならば・・・」       <消費者心理コース>
  どんなに人脈が広くても、日常的に関わる対象が3桁を超えるケースは稀だろう。「知っている」ならともかく、「会っている」「話している」に絞れば、範囲に含まれる交流関係はもっと小さくなるはずだ。組織のリーダーでもプライベートを一緒に過ごす相手はそれほど多くないだろう。まして一般人なら、2桁前半のレベルではないか。日本の総人口は減少局面にあるものの、それでも1億人を優に超える。僅か数十人~数百人の生活圏内は小さい。知っている人より知らない人のほうが圧倒的に多いのだ。  
 人は近くで見聞きした経験から常識を形成する。日常会話でよく耳にする言葉に、「そんな人は見たことがない!」「そんなの誰も買わない!」がある。常識に照らし合わせて、あてはまるものを是とし、あてはまらないものは非とする姿勢だ。根本には自らの常識が判断基準として妥当だとの意識がある。ノウハウや経験は、日常生活の客観的事実を基に形成される。だから、それは社会一般にもあてはまると思い込んでしまうのだ。主観ではなく、あくまで客観的事実が判断基準だから大丈夫だろうと思う。思考プロセスは間違っていないが、客観性を見出す範囲に問題がある。先に述べたように、個々の生活圏は圧倒的に小さい。プライベートでは交流を持つ相手を自由に選べるが、それだけに自らと生活レベルや思考パターンが似通った相手を選びやすい。規模が小さい上に、同質の価値観を持つ集団が形成されやすいのだ。職場やプライベートで頻繁に交流する同僚や友人は、同じ体験を通じて同じ事象を見て、その結果として常識観念を持つ。それは村の内部の常識だ。しかし、村の常識が外部でも通じるとは限らない。日本では横断歩道は歩行者が優先され、車は歩行者が渡り終えるまで待たなければならない。別の国で同じように振舞うと思わぬ被害に会ってしまう。車が優先される国もあるのだ。  
 マーケティングの講義では、「自分が顧客ならば」という立場で考えてみようという指導がよくなされる。顧客主導の環境では当たり前のように聞こえるが、字面どおり自分をそのまま顧客にあてはめて考えろという意味ではない。村の常識を携えたまま顧客になっても意味がない。良い悪い、好き嫌いなどに関する自らの価値判断をなくして考えろという意味だ。それができていれば、「自分ならば・・・」の言葉は出てこないはずだ。ひと月の小遣いが10万円の人と5千円の人では、10円の価格差に感じる重みは違う。自らの価値観を否定しなければ、10円の重みには気付けないだろう。そして、その違いに気付けないとビジネスはなかなか上手く進まない。    (常川)

 


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