朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-1/2/4)

 
2月4日号(第566号)


 
「就職支援」
 期末試験も終わり春休みに入りましたが、4月から4年生になる学生にとってはこの春休みはのんびりと過ごすというわけにはいきません。というのも来年の就職にむけての活動が既に始まっているからです。大学としても学生達の就職を支援するための活動を行っています。2月2日には保護者の方を対象とした懇談会が開催されました。全体説明の後、ゼミの担当教員が個別に保護者の方と面談、家庭と大学が一体となって学生達を支援していけるようお願いをしました。また2月6日には岐阜市内のホテルを会場に大学独自の就職セミナーを開催します。しかし、大切なのは学生本人の努力、一人ひとりの頑張りを期待しています。   (妹尾)

   
「差別化②」       
 ~前回から続く~
競合品が存在しないだけに「差別化」という言葉は浮かび難いが、導入期においても差別化は大切な要件だ。新ジャンルの製品アイデアの源泉は、既存製品の利用を通じた消費者の日常生活の中にある。既存製品ではカバーできない問題や、満たされない欲求や不満は必ずある。顕在化しているものもあれば、潜在的なものもある。それらは、マーケティング用語でニーズやウォンツと呼ばれる。消費が成熟した社会においては、新製品は消費者のニーズやウォンツをヒントに開発されるケースが多い。消費者は、問題の解決や、欲求や不満の解消を目的にして新製品を利用するのだ。これまでより豊かな生活を実現できるから新製品は必要とされるのだ。この視点に立てば、導入期に求められる差別化の内容は見えてくる。比較対象として想定すべきは、以前のライフスタイルである。新製品がない時代のライフスタイルと新製品がある時代のライフスタイルを比較するのだ。そこに有益な差別化要因があれば、それがそのままセールスポイントになる。新旧のライフスタイルの落差が大きければ大きいほど、社会に対するインパクトは強くなる。つまりヒットの確率は大きくなる。ヒットには落差が必要なのだ。そしてその落差は、消費者が享受できる「価値」と言い換えることができる。セールスポイントは、製品に備わっているものではなく、消費者が感じるものだ。新しいジャンルの製品を開発することは、新しい消費者価値の創造を意味する。バリューイノベーションである。モノだけが新しくても、日常生活における価値が得られない製品は、提供側の独善に過ぎない。それは製品だけでなく、サービスにもあてはまる。導入期における差別化とは、従来にはなかった価値を創造することに他ならない。 
~次回に続く~    (常川)

 


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