朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-1/2/11)

 
2月11日号(第567号)


 
「春季大会に向けて」
 学年末定期試験が1月30日に終了し、2月8日には試験結果発表があった。なかには追・再試験を受けなければならない学生もおり、日頃の学習への取り組みの甘さが露呈した。本ビジネス企画学科の学生のほとんどが体育会部活動に所属しており、勉学と部活動の両立には努力が求められる。さて、各部は4月からの各種大会に向けて厳しく辛い冬季トレーニングが再開された。「競技力の向上」のため鍛錬期(修養・訓練)をいかに過ごすかである。特に体力(スピード・筋力・持久力・敏捷性など)強化とタフな精神力を養成する。厳寒のなか、厳しく・苦しいトレーニングを乗り越えてこそ目標達成できるのだ。
(長屋)

   
「マイホームタウン」       
 テレビ60年だそうです。僕にとって忘れられないテレビ番組は、「ネコジャラ市の11人」というはちゃめちゃな人形劇です。有名な「ひょっこりひょうたん島」の後の再ヒットを狙った番組の一つですが最初は当時の高度成長の派手さと矛盾を皮肉ったドタバダ番組でした。評判が良くなかったのか途中から火山が噴火して破壊された町の復興と再建ストーリーに変わります。このテーマソングが耳について離れないのです。「ここはまだ石ころゴロゴロ、ここはまだ草がぼうぼう、ここはまだやぶ蚊がブンブンだけど、ここに街を作ろう、僕たちの街ふるさと、オオー オーマイホームタウン、マイホームタウン、オーマイホームタウン」。ストーリーとうら悲しくも妙に懐かしい音楽に将来へのほのかな光明を感じて、現実の社会とは絶望だけでも希望だけでもないのだと直感したせいか、今でも社会生活でもう嫌、と感じたとき思わず口ずさむ曲です。  
 この20年間、町を作るという単純なことを日本人は忘れてしまったようにも見えます。色々な地域が町おこしに熱心ですが、多くは産業を呼ぼう、観光客を呼ぼうという他力本願のレベルです。呼ばれてくるほうも、税金が安いから苦情がでないからなどの何となく不純な動機で進出先を選び、観光客も次の旅行は別のゆるキャラに向かいます。これでは金の切れ目が縁の切れ目で、町作りではないでしょう。「ネコジャラ市の11人」が当時高校生だった僕に教えてくれた単純なこと、それは 産業なくして生活なし、生活なくして繁栄なしということで、今の地域おこしとはまったく違います。  
 町を再建するバンチョ・ホーホケ卿という市長は市民思いだけど、強引でお人好し。町に進出してきた実業家ズズチャズ・ズチャーズの個人資産を流用して、市民の住宅をたてます。ズチャーズも最初は悪魔に魂をうりわたした流れ者で市民を搾取するのですが、市長の力で改心して地元の商店を作り、鉄道などの事業を生み出していきます。ネズミのヤマチューは親分肌の職人で、町の建設を請け負うし、秀才少年アップルは知恵で町を危機から救い出します。様々な絶望的な苦難に出会いながらも色々な個性の人達がそれぞれの能力を活かし、少しずつ町は活気を取り戻していく。そういう話だったのですが、現在現実に地域を活性化している町は、まったく人形劇と同じ事をやっているのです。   大学のそばに輪之内町という人口1万の町があります。バンチョ似の木野町長の総合計画のもと、町には誘致された企業が定着化して住民となり、その住民の生活が消費関連などの仕事を生み出す好循環で岐阜では例外的な人口の社会増を生み出しつつあり、これから町の誇りを築きあげようとしています。経済の循環を作り、住みやすい環境を整備し、魅力をつくり、誇りを生み出す。そうすれば町は生まれ、発展していきます。そうなるためには、ネコジャラ市のように支援体制、人のネットワークが必要です。東日本大震災の復興でも、上手くいっているところはネットワークがあります。そして、そのようなネットワークの中で働くことは最高に幸福感にあふれたものなのです。ここに町を作ろう!
(岩崎)

 


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