朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/4/15)

 
4月15日号(第576号)


 
「講義開始!」
 入学式・教務ガイダンスなど新年度のイベントも一段落し、新入生は初めての大学での講義に右往左往、2年生以上には日常が戻ってきました。4年生は就職活動の真っ最中で、すでに内定をもらった学生やこれから面接といった学生まで、一喜一憂の状況です。  また、公務員を目指している学生にもいつもとは違った緊張感が出てきました。皆さんが笑って卒業できるよう、教職員も一緒になって頑張ります。    (曽我部)

   
「朝日んちゅぬ宝」       
 経営学部の1年生のみなさん、入学おめでとうございます。学部長の岩崎です。一緒に一人ひとりの自信と誇りの土台となる大学を作っていきましょう。何か変なあいさつだな、と思った人がいるかもしれませんが、ここが大学と高校との大きな違いです。  
 今から約40年前、僕には大学で将来の目標のために学びたいことがありました。大学生はそれぞれやりたい目的があって大学に入るのだから、高校とは違い気の合う同じような仲間と励ましあえると思っていました。しかし、最初に出会った友人たちは、「大学にはいったのだからもう安心。これから4年間楽しもうぜ。」という学生ばかりで5月の連休には、これが大学? と憂鬱な気分になりました。気を取り直して、僕の学びたいことを教えてくれそうな先生の授業をとり、その中から多くの学生が敬遠する先生のゼミ(演習)に入ったことが、その後の僕の人生の方向を決めました。  
 そのゼミは僕の性格からすれば絶対につきあわないタイプの学生ばかりがメンバーで最初は戸惑いましたが、ゼミ合宿などを経てだんだん仲良くなっていきました。先生は天才肌だけど地味な方で学生たちを情熱的に指導するタイプではなかったのですが、仲間の多くは同じ目標にその後も進んで行きました。一方、僕は先生から「虚業の世界より、実業の世界に進み人の役に立ちなさい。」と静かに言われたことを真に受け、才能と実力がなかった当初の目的をあきらめて民間企業に就職しました。  
 卒業から35年たってしみじみ思うのは、違うタイプの仲間との交流が、物静かな先生と過ごした日々の言葉にならない導きが、僕の社会生活の方向性を決め、新しいことに挑戦する自信を与えてくれ、もうダメだと思ったときに耐えられる誇りを与えてくれたということです。苦手なタイプと思っても敬意を持って接すれば良いところが見えてくると大学時代知ったことで、多くの人とつきあうことができました。人に惑わされず入学時の目的を追いかけられたことは、困難な仕事を与えられても自分の描いたビジョンを同僚と追いかける自信のもとになりました。不出来ながらも完成不可能と思えた卒業論文を何とか書き上げた誇りが、上司のひどいあざけりといじめが1年近く続いても、なにくそというファイトを呼び覚ますきっかけとなったような気がします。  
 そして何よりも最高なのは、最初に僕を絶望させたクラスの仲間がその後の様々な人生のなかでつきあいを続けて、助け合い励まし合っていることです。僕とは違う目的を持っていた学生も、明確な目的がなかった友人もそれぞれ行動を通して大学の中で何かに気がつき、何かを手に入れていったことが社会生活を支えたのだと思います。僕がもらったものと同じように、知らずに僕も大学の仲間に何かをあげたからこそ、それぞれの仲間がギブアンドテイクしているからこそ、関係が35年も続いているのでしょう。絶対に盗まれないこのような宝物は、大学でしか手に入りません。一緒に自信と誇りを生み出す場所、それが大学なのです。   (岩崎)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/04/18)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-09/1/5)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/1/2)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/09/11)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/11/05)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/2/20)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/03/14)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/08/27)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/09/08)

最近の記事