朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/4/22)

 
4月22日号(第577号)


 
「名プロスタート」
 ビジネス企画学科の1年生は、名プロ(名刺プロジェクト)と題して、自分の名刺を作り、その名刺を使って、大学生活をワクワクする仲間の作り方(人間関係の構築)、コミュニケーションのあり方を体験します。
 多くの人に、自分を知ってもらい、今後の大学生活を送る上でのよき理解者、よきライバルを沢山見つけて下さいね。    (藤野)

   
「長良川河口堰」       
 先週、今年入学した1年生と一緒に岐阜市歴史博物館と長良川河口堰に行ってきました。 朝日大学には、岐阜県だけでなく北海道から沖縄まで全国から学生が集っており、これらの学生も、海外からの留学生も自分たちが通う大学がある岐阜を知ってもらうことが行事の目的です。伝統工芸、岐阜と信長、戦国時代、楽市楽座などの展示を博物館で見学した後、バスで長良川の堤防道路を通って長良川河口堰に向かいました。
 岐阜県は、大変水に恵まれていて、美しい清流を各所で見ることができる反面、水による洪水被害にも長い間苦しめられてきた歴史も持っています。江戸時代に薩摩藩によって行われた宝暦治水は多くの犠牲の上で行われた難工事でした。
 しかし、その後も明治29年(1896年)7月の大洪水では、3階もの高さまで水がきたことが大垣城の石垣に記録されるなど、何度もの水害被害を受け続けてきたのです。木曽川、長良川、揖斐川の3つもの大河が集まり海に注ぐこの地域の治水は大変難しく、大型台風の進路、連続降雨などの状況によっては、確実に水害を防ぐことができるとは断言できないのが現状です。
 この様な中で、長良川の川底を掘ることで川の断面積を増やし、水の流れを良くする水害対策が提案されました。
 しかし、この対策を実施すると、高低差の少ない長良川では海水の塩分が羽島市付近まで上がることが予想され、水道水の取水口に塩分が混入するなどの塩害が危惧され、その対策のために長良川河口堰が必要とされたのです。 しかし、長良川で生計を立てている水産関係者や自然保護団体などが河口堰は自然を壊すと強く反対したために建設計画は進みませんでしたが、水害被害が止まらないなどの状況から、建設計画は進められ平成7年に河口堰が完成、平成9年には川底を掘るしゅんせつ工事が完了しました。以前は水害になったであろう流水量を超えても水害は発生しておらず、しゅんせつ工事は効果があったと考えられます。
 長良川河口堰の説明をされた水資源機構の担当者のお話は洪水対策の説明はほんのわずかで、河口堰の上流に塩分を上げない淡水利用の努力に重点を置いた説明で、河口堰のわずか数Km上流に、愛知県知多地域や三重県の工業用水の取水口ができていて、実験的にでも河口堰を解放できない既成事実で固められた現実を知ることができました。
 魚道の途中で、海から川へ遡上する途中でじっと動かずにいる鱒を見つけました、もっと自然に優しいおおらかな運用ができないかと感じたのは私だけでしょうか。  (田村)


 


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