朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/5/27)

 
5月27日号(第582号)


 
「体育会試合真っ盛り」
 清々しい陽気を通り越していきなり夏になったような暑い日が続いています。 そんな中、今や体育会所属クラブの試合が目白押しです。日頃の練習の成果を 十分出せずに涙を飲んだクラブ。また、思い通りの成績を上げて次のステップに駒を進めることの出来たクラブと悲喜こもごもです。結果もさることながら悔いの残らない満足のいく試合をしてもらいたいと願っています。  
 試合が終わって爽やかな笑顔を浮かべられる、そんな学生の皆さんを応援したいと思います。   (田ノ上)

   
「就活の壁④」       
  うちの奥さんが聞いてきた話です。今年親戚が仕事で採用活動を手伝った時に、有名大学の学生が「とても乗り越えられないような壁が目の前に立ちふさがったらどうしますか? 」と面談で聞かれ、「超えられないのなら、しかたないので帰ります。」と答えたのを目撃したそうです。今の若者の考え方はこんなものなのだろうかと彼は心配していたという話を家族でしたら、聞いていた娘が「あ、あたしもそれで落ちた。」と言いだしました。最終面接で社長さんが「今3百万円を、どうしても5百万円に増やさないといけないんだけど、君ならどうする?」と質問してきたので「私には無理です。」と答えたら、社長はその後ずっとそっぽを向いてしまったので、あ、落ちたなと思ったというのです。  
 親戚は近頃の若い者はよい大学をでてもガッツがないと嘆いていたのかも知れませんが、それならうちの娘もガッツがないことになり、親としては可愛いムスメに何てこと言うんだと抗議に行かなくてはなりません。それともうちの子ダメだから・・・と嘆くべきでしょうか。うそでもいいから体育会系のように「頑張ります!」と答えなさい、それが世間ってものよ、と教えるべきなのでしょうか。実は、人事の人が見ているのは別の点です。  
 面接に限らず人々が対話するときに発せられる質問には、事実をイエス、ノーで答えるような質問と、その人の考えを述べることを求めるオープンな質問があります。「大学時代、勉強しましたか?」は前者で、勉強したかしないかどちらかです。もちろん、ここでウソをつくと致命的です。社会人経験の長い人は学生のウソを簡単に見抜くからです。
 一方もし何々なら、のような質問は、イエス、ノーで答えられないオープンな質問です。頑張りますではイエスと答えただけなので、やはりこの質問の答えとしては失格なのです。「自分ならこうします。それはこういう理由からです。」と答えることが期待されています。オープンな質問は、答えの中にその人の長所や考え方があらわれるのでそれが知りたいための質問なのです。無理ですでも頑張りますでも、自分の意見だけ一方的に言って自分を隠しているように見える、この事が問題なのです。
 では、見せられる自分はどうやって作るのか? NHKの朝の連続ドラマでよい子ちゃんを勉強するのでしょうか? 僕は、まず自分を好きになることだと思います。自分の興味と長所を知り、それを活かして行動する機会を生活の中で見つける。その経験を人に話す。つまり言いかえれば、誰でも持っているささやかな自慢話です。そのことに気がつかないと就活の壁は高く感じるでしょう。ささやかな自慢話をしなやかに。「今の私には無理です。お金を増やすより、趣味のアニメ作りの事をまず考えてしまいます。でも、アニメ作りのためならお金を作ることはできるかも知れません。何とかお金を集めることはコミケでいつもやっていました。」どうです、これで不合格にするなら、社長さんが人を見る目がないのだと思いません?   (岩崎)

 


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