朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/6/17)

 
6月17日号(第585号)


 
「学外授業」
 ビジネス企画学科の2年生は、「岐阜県スポーツ科学トレーニングセンター(スポーツマネジメントコースの学生)」、「中京テレビ(消費者心理コースorファイナンシャルコースの学生)」へ学外授業に行き、最先端のスポーツ科学、テレビ制作の現場にふれました。見学中、みんなワクワク楽しそうな様子でした。  (藤野)

   
「仕事は公私混同」       
  この時期になると、就活もだんだん自分の本音が見えてきます。自分の長所はなかなか見えてこないし、学生の時からやりたいことがある人は少数派。やりたいことがあっても、給料が低いのはつらい、安定しているならつまらなくてもいい、と考えている自分にハッとします。そうなるとますます仕事って何だろうと考え込んでしまいます。  
 昔ある先輩に、「君もプロなら腕で勝負しろ。つきあいで残業するな。努力したと言い訳するな。会社では会社の目的に見合った成果をあげるためだけに周りと協働すればいいので、仕事が終わってもベタベタとなれ合うな。」と叱られたことがあります。当時プライベートの問題があり時間をとられていた僕は、この言葉に大きく元気づけられました。その頃は若手が先輩に声をかけられると仕事も遊びも断れない雰囲気だったのですが、誰にも頼まれない朝早くに仕事をして効率をあげ、残業の多い職場で6時には帰るということを続けました。つきあいの悪い奴と思われたかもしれませんが、後になって考えると仕事を見なおすよいきっかけになりました。  
 まず考えたのは、プロってなんだろうということです。当時は金融機関の貸出担当をやっていて、お金を貸せるか貸せないか適格に判断できること、と最初は考えたのですが、やっていて何か違和感があります。自分の判断を磨いても、組織の中では他の関係者を説得しなくてはいけないのです。そこでプレゼンの技術を磨きましたが、まだ違和感が残ります。仕事の時間は短縮されプライベートにも時間を割けるようになったのですが、なぜか生活のために働いている感が消えないのです。  
 そんなある日、その先輩が10年前に手がけた貸出について話してくれました。取引先だけでなくより広い関係者を巻き込んで、当時交通の不便が増していた東京の広域再開発の第一歩を踏み出すもので、まだ完成していないその青写真を見せてくれました。問題を広く捉えて地域の役に立つという点で、やりたいと思う気持ちを形にする点で、これがプロの仕事なのだと思いました。そうだ与えられた仕事をやりたいと思った形に変えてやろう。  
 それ以来単に技術的な優位を発揮するのがプロなのではなく、自分が貢献したいと思ったことを形にしていく力がプロだと考えています。出会った仕事の中で、そのようなものを見つけ出せばよいのです。トトロやポニョで有名なスタジオジブリには、鈴木敏夫さんという名プロデューサーがいますが、彼はどちらかというとおとなしい学生で、出版社に入っても目立たない人だったそうです。しかし、ある日自分の上司が自分の息子のために雑誌を作るのを丸投げされ、あ、仕事は公私混同でいいんだ、むしろやりたいようにやるほうが力をだせる、と気づいたそうです。鈴木さんは同時に名古屋商人の息子で、現実的な考え方も身につけています。公私混同でしっかりソロバンをはじく。それが自分だけでなく他人もおもしろいと思わせるヒット作を生み出す原動力なのでしょう。    (岩崎)

 


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