朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/7/08)

 
7月8日号(第588号)


 
「就職関連行事が続く」
 6月、7月と就職ガイダンス、SPI試験など、就職関連の行事が続いています。特に3年生は、ほぼ毎週にわたって水曜日午後は就職を考える時間となっています。先週の3日にも第4回就職ガイダンスが開かれましたが、出席率はよくありませんでした。アルバイトなどを入れてしまっている学生や、意欲にかける学生も多く、まだまだ就職への意識は低い状況です。
 来週からインターンシップの事前研修なども始まります。少しずつ意識も高まっていくと思いますが、夏休みにじっくりと自分の将来について考える時間を作ってほしいものです。また、夏休みを有効に利用して、「これをやった」といえるような行動を起こしてほしいと思います。   (中畑)

   
「心でっかち」       
 僕は小さい頃から不器用で運動が苦手なため行動ではコミュニケーションできず、口で勝とうとしたせいか理屈っぽい子どもでした。当時理屈だけで行動の伴わない子どもは「頭でっかち」と言われたものです。それが悔しくて損をしても有言実行を心がけるようになりました。同時に自分の感情を抑えても理屈に従う「よい子」として行動することが多かったような気がします。「頭でっかち」が、周りの評判を気にして「心でっかち」になってしまったのです。「心でっかち」とは、社会心理学者の山岸俊男さんの造語で、心と行動のバランスが取れなくなっている状態のことです。そのまま大人になっていたら、どこかでメンタル面でつまずいたり反動がきて大きく道を踏み外したりしていたかもしません。  
 世の中には色々な性格の人がいて、周囲をさほど気にせず楽しい時は楽しい、悲しい時は悲しいと、感情をストレートに表現できる人もいます。幸いなことに大学時代から自分とは異なる性格の友人や伴侶を得たおかげで、僕の生き方はずいぶん楽になりました。彼らの人との接し方を見て、もっと自由に自分の感情を表現しても大丈夫なのだ、と気がつきました。彼らをある程度手本としてまねられたことが、社会で生きていく技量を高めてくれたのだと思います。  
 大学で行うアクティブラーニングの中には、参加をしてまねてみることではじめてその効果を実感できるものがあるのですが、僕と同じく「心でっかち」になって、周囲を気にして行動への参加が苦手な学生をよく見かけます。先日も1年生と朝日大学ホッケー部が全日本大学王座決定戦準決勝に進出した試合を見学に行きました。学生が体験しづらい社会的組織をホッケーチームの中に見いだして、勝っても負けてもレギュラー選手やベンチがどう行動しているかを観察しようという試みです。  
 観察だけでも理論として習った色々なポイントがかいま見えるのですが、ここで声に出して声援を送るとチームとの一体感が生まれ、負ければひどく悔しく勝てば一層うれしくなる体験ができます。応援という行動でのチームへの貢献を通じて目的を共有し、ピンチにもチャンスにも声をだすことでチームとコミュニケーションしている実感がわくのです。サポーターが12番目の選手といわれるのは決してお世辞ではないことがわかります。  
 行きのバスの中で応援の練習をしなかったせいもあるのでしょうが周囲を気にすると恥ずかしいせいか、かけ声と拍手の簡単な声援でも一緒に声を出した学生は限られていました。参加した学生は、朝大が準優勝を決めた瞬間喜びと一体感が声を出さなかったときよりずっと大きいことを実感できたと思います。物理的に走ったのは選手達ですが、彼らの感激に肉体的に触れた感覚を味わえたはずです。これこそ仕事の達成感であり、将来働くときに味わいたい感覚なのです。次のチャンスには、頭を空っぽにして行動してみてください。きっと大きな喜びや悔しさを味わうことできます。    (岩崎)

 


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