朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/12/23)

 
12月23日号(第612号)


 
「2年生 就職模擬試験」
 
 18日の水曜日、2年生は就職模擬試験(SPI)にチャレンジした。3年生になると何回かに分けて同様の模擬試験が行われるが、こうした一般常識などの基本的な学習は2年次から取り組んでいかないとレベルアップの幅も限られたものとなり、将来、公務員試験や企業の筆記試験の対策には十分とはいえません。
 このような機会に、自分の弱点を把握し、できない問題を克服する、あるいは自分のできる問題を確実に点がとれるものとすることが必要です。できれば、事前学習を一通り済ませた上で、模擬試験を受ける、そして、結果を受けてフォローアップする、そうした組み立てを自分自身でできるようになると、模擬試験もより効果的なものとなるでしょう。
(中畑)

   
「家族の変化」       
 
 スマップの草薙君がいい味を出しているテレビドラマ「独身貴族」を見ていてちょっとびっくりしました。日本の富豪同士が結婚式を挙げるのですが家族だけのうちわの超ジミ婚なのです。ちょっと前までの常識で考えると、大金持ちなら社会的なつきあいもふつうの人より広く、その関係性の中でコネやメリットも生まれてくることから、家族のお披露目という意味でも大きな披露宴を好むはずでした。それでもこのドラマがある種のリアリティを持った共感を得られるのは、多くの人たちが最近はジミ婚になってきていることを反映しているのでしょう。  
 最近叔父の葬儀を行ってくださった牧師先生と話したときも、3年前から家族葬が増えだし、最近はほとんど内輪のお見送りが多いと話されていました。高齢化が進み、友人知人に不自由な体で葬儀への出席を依頼するのは心苦しいという理由を生前に話される方が多いそうです。  
 ゆっくりと、家族は社会の中から切り離された小さな集団に変化しているのかもしれません。もちろん、隣近所の人たちや遠い親戚のおじさんやおばさんにいつも気を遣って生活することは堅苦しいものです。煩わしい人間関係を振り捨てたいと思う昔の人には今が自由に見えるかもしれません。しかし、同時に濃密な人間関係やお互いに迷惑をかけることが当たり前と思える優しさや純真さを失うことにも怖さを感じます。  
 21世紀は市場主義の時代で利益が一番、それを追求することがひいては社会の発展に貢献する、そのためには煩わしい感情的な人間関係は振り捨てよう、という発想に対し、最近は異議申し立てが盛んです。個人主義で有名なフランスでも、近所に住みながらも話したこともない人同士がパーティを開き知り合い、地域で助け合うベースを作る「隣人祭り」という試みが行われています。また社員というステークホルダーを大切にし、従業員が積極的に開発や会社の使命に沿って行動する日本的経営のやり方は、多くの東南アジアの企業から熱い注目を集めています。彼らは欧米流のやり方に満足していないのです。
 こうした日本企業のありようは、地域社会の良さも悪さも小さい頃から知っていることを前提として成り立っています。小さな家族の社会になってその経験が全くないというのは、逆に将来の人間関係や組織を作る経験が不足することにもつながります。
 多くの人に祝福されるからこそ結婚できることをより幸せに感じ、家族への責任を覚悟するということもある。亡くなった人を偲ぶ地域的な基盤があれば、その後の核家族の結びつきのかすがいとなってくれるかもしれません。クリスマスは「34丁目の奇跡」という昔の映画を見ながら、人を純粋に信じることの大切さを思い出してみたいと思います。 
(岩崎)



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