朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/5/26)

 
5月26日号(第634号)


 
「もう大学に慣れましたか」
 
 先週は、これと言ったイベントもなく穏やかな1週間でした。しかしながら、新入生の皆さんの中には、緊張の1ヵ月を乗り切りゴールデンウィークで「ホッ」一休みし、「やる気がなくなる」、「家族が恋しくなる」、「ふさぎこむ」などの症状のある人もいるのではないでしょうか?これは、いわゆる「5月病」と言われる症状です。こんな時は、友人やゼミの先生とお話をする(コミュニケーションをとる)ことでストレスを発散し、バランスのとれた食事(栄養)、心身を癒すための睡眠(休養)や軽スポーツ(運動)などによって「5月病」は解消出来ると言われています。
 「5月病」に限らず、悩みがあったら一人で悩まないで先生や友人に相談してみましょう。新入生のみなさん、今週も有意義な1週間にしてください。 (山本)

   
「WOOD JOB」

 

 私の好きな矢口史靖監督の映画「WOOD JOB」を見てきました。三浦しをんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を映画化した作品ですが、矢口監督らしい、笑い・感動・ほろりのおもしろい作品に仕上がっていました。
 主人公は都会育ちで大学受験に失敗し目標を失った18歳、偶然見たパンフレットから林業の実習生になって、コンビニも無く、携帯もつながらない山奥の村で危険と隣り合わせで重労働の林業に従事することになります。そして、この山奥の村で「OJT(On the Job Training)」を通じて仕事のやり方や山のシキタリを学びます。
 大学の授業では、危険との隣り合わせも無く、不条理なシキタリもありません。仕事では、先輩の指導を守らないと叱られるだけでなく、怪我をするなど不利益が降りかかります。不条理と思われるシキタリにも先人たちの知恵と経験に裏付けられた理由が隠されていることも多いのです。そのことを経験を通じて学び吸収することの重要性をこの映画は伝えようとしているのではないでしょうか。主人公とは異なり、大学に入学した大学生にも社会に出る前の早い時期に、仕事の厳しさと楽しさを実感できるインターンシップなどの体験を是非してもらいたいと考えています。
 もう一つ、この映画が伝えたいことに、お爺さんの時代に植えた苗が、孫の時代に商品になる。我国では戦後から植林を続けてきて、現在は木を伐り木材を使い、森を循環させることが必要で、木材を使うことが元気な人工林を維持するために必要なのだということが、一般の人々に理解されていません。木を伐ることは自然を壊すというイメージが植えつけられ、家庭の中から木工製品は消えて、プラスチック製品がほとんどになってしまいました。
 私は、母親が漆器を愛し、木の素晴らしさを教えてくれたお蔭で、木工製品が大好きで、森の中にいることも大好きです。しかし、私たちの時代にプラスチック製品に毒され、木の素晴らしさを子供たちに伝えてこなかった付けが来ているのではないでしょうか。
 以前、ある市の林業関係の人たちの会合に同席し、木が売れない、どうすれば木が売れるのかを話し合う会に同席させていただきましたが、自分の家でどれだけ木の製品が使われているのかを聞いたところ若い人たちが無口になってしまいました。
 子供と森の育て方、そして世の中に送り出す責任の重さを考えてしまいました、この映画の特撮部分はもうちょっと何とかして欲しいと思いましたが、それ以外は大変おもしろく見てほしい映画でした。   (田村)


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