朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/06/07)

 
6月7日号(第427号)


   
トヨタ自動車工場見学
 先週、1年生は、トヨタ自動車の工場とトヨタ会館の見学に行きました。総勢130人に及ぶ大集団で大変壮観でした。トヨタ自動車は、1時期米国発のリコール問題で元気が無かったのですが、ここにきてまた、元気を取り戻しつつあるようです。学生達は、工場で、「トヨタカンバン方式」「カイゼン」を目の当りにし、トヨタ会館では、自動車の歴史について体感しました。学内での勉強と異なり、五感を通して仕事の現場に直面するという事は、大変素晴らしい経験だと思います。レポートの提出がありますがどのような感想が出てくるのか楽しみです。   (田ノ上)

   
「当たって砕けよ」        <消費者心理コース>
 ビジネスに応用できる諺や慣用句をご紹介、今回はその7回目です。
 「当たって砕けよ」、成功するか失敗するかはわからないが、思い切ってやってみようということを教える諺です。ある課題が与えられたときには、明らかに悪い事態を招くことが明白な場合を除き、実際に取り組んでみることが大切です。なぜなら、良い結果は取り組みを始めない限り、得られないからです。失敗を恐れて、何も動かずに待っているのは楽ですが、それではなかなか事態が好転することはないし、そもそも自身の命運を外部に託してしまうようなものです。
 九回裏ツーアウト満塁、一打逆転の場面でバッターボックスに立ったとき、あなたならどちらを選びますか。覚悟を決めてボールに喰らいついていきますか、それとも際どいボールを見極めてフォアボールを待ちますか。確かにどちらの戦略を選んでも必ず勝てる保証はありません。バットを思い切り振っても、空振りするときもあれば、凡打のときもあれば、ヒットが出るときもあります。それでも、勝負の行方を自ら決めたという点で、バットを振るほうが好感は持てるのではないでしょうか。それで上手く行かなくて負けても、一時的には悔しいでしょうが、将来の満足感はきっと高くなります。はじめからフォアボールを待つことは、ピッチャーに命運を任せるのと同意であり、自らの力で好転させるチャンスをみすみす逃したことになります。それで三振して負ければ、「何であのときバットを振らなかったのだろう」と悔やんでも悔やみきれない思いで胸が一杯になります。打つ気持ちがあって結果的にフォアボールになるのと、はなからフォアボールを待つのに徹するのでは、結果は同じでも得られる経験は異なります。将来的に考えれば、大きな差となって現れてくるでしょう。
 ビジネスでもチャンスは簡単に訪れるものではありません。せっかく訪れたチャンスなのに失敗することを考えて戸惑っていれば、時機を逸するだけでなく、ライバルに先を越されたりすることになります。アイデアは考えるだけでは何の価値も生み出しません。実行することで、はじめて価値を生み出す可能性が生じるのです。実行には計画とは比べ物にならないくらい多大な労力が必要です。充分な意欲を持っていないと、どうしても面倒さや失敗の恐怖が先に立ってしまいます。ビジネスで活用されるモデル「PDCAサイクル」は、PLAN→DO→CHEK→ACTIONの順番で段階を経て、サイクルが循環します。2番目のDOが実行に当たりますが、それを飛ばして次に進むことはできません。サイクルが循環しなければ、スキルアップや業務効率の改善も望めません。後から「やろうとは思っていたのだけれどもな~」と言うくらいなら、始めから実行するように心掛けましょう。 
(常川)


 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/05/28)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/08/22)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/12/05)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/5/11)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/09/03)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/5/25)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/03/24)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/09/02)

最近の記事