朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/6/30)

 
6月30日号(第639号)


 
「大学新聞」
 
 朝日大学では、年に2回フォーラムという新聞を発行しています。今季から、この新聞の制作に学生編集委員として4名のビジネス企画学科のメンバーが参加してくれることになりました。紙面のデザインやレイアウト、雰囲気、編集などで新しい息吹をもたらしてくれると思います。皆さんも是非ぜひフォーラムをよんで経営学部の動きを知って下さい。
(藤野) 

   
「創る楽しみ」

 

 今年から経営学部1年生のカリキュラムに加わった経営学入門の授業では、本学で学ぶ経営学の体系と学生が社会に出た際の関わりについて、アクティブラーニングを交えながら伝えています。授業ではビジネスが楽しい充足感のある場所であることを実感してもらいます。その上で経営学をどのようにステップを踏んで体系立てて学べばよいのかの「学びの地図」を頭に入れてもらうための授業です。無人島での体験をイメージすることから始まり、必要なモノやニーズを満たすために仲間と協働する重要性から経営組織を理解し、それを届けるための戦略やマーケティング、情報技術の必要性を感じて、お金を回し続ける重要性を意識してもいます。  
 ビジネスの基本である、創って、作って、(売ってお金を)回す、というプロセスを理解してもらうため、先週は「商品開発=創る」のアクティブラーニングに挑戦してもらいました。目標はスパゲティとセロテープを使って、18分でできるだけ高い塔を建てること。ただし塔のてっぺんには、マシュマロを1個載せなくてはいけません。このミニスカイツリー製作に、45チームが取り組みました。事前の予想では多くの学生が30cm程度の塔しか建てられないとしたのですが、最高記録は世界記録にあと7cmの92cmとなりました。  
 アメリカで始まったこのアクティブラーニングは、色々なことを参加者に教えてくれます。最後にマシュマロをのせると大体失敗すること。最初から一つの正解を賢く探すのではなく、予想外の事態を乗り越える試行錯誤が重要なこと。試行錯誤するプロセスを円滑にすすめる調整役がいたほうが結果がよいこと。知識や、チームの中で共通の体験や言語、態度が存在することが大切ということです。しかし、何よりもみんながつかみ取ったのは、仲間と何かを作りあげることが「楽しい」という実感です。多くの学生が、振り返りの中に楽しかったという言葉をあげていました。  
 大学をでて社会に出ることを、頭の中だけで考えると憂鬱になる人も多いでしょう。日本の経済は回復してきたとはいえ少子高齢化等の問題を抱え、自由に若さを羽ばたかせることはできないように見えます。どんなに頑張っても自分には最初から30cmの塔しか建てられないように思えます。しかし、仲間と面白く想像の翼を広げながら、行動して試行錯誤を行えば、予想を超えた高い塔が建てられるのです。過去、日本の先輩は当時の常識を超えた高い塔をたくさん建ててきました。最近、日本発明協会が選んだ戦後日本のイノベーションを見ると、インスタントラーメン、マンガ・アニメ、新幹線、携帯音楽プレーヤー、ウォシュレット、家庭用ゲーム機など、今の生活で欠かせないモノの多くが日本人によって創られたことがわかります。そして、何よりそれを生み出した先輩は、仲間と作りあげる過程を楽しんでいなければ、これらは生まれてこなかったのです。次に楽しむのは、皆さんの番です。    (岩崎)
 


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