朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/7/28)

 
7月28日号(第643号)


 
「前期試験」
 
 本学では、25日(土)から前期試験がスタートしました。 
 私が担当しているスポーツ社会学、コンディショニング論演習では、レポート試験を課しています。学生自身が取り組んでいる競技の実践や、スポーツと社会の関わりについてどのようなレポートを作成するか、読むのが楽しみです(学生は大変だとは思いますが)。 また、一年生にとっては初めての試験ですが、初めが肝心です。後からのリカバリーは大変で、学生生活及び単位取得に関しては先手必勝です。 
 前期試験が終了すれば、いわゆる夏休みです。暑い日が続きますが、頑張って欲しいです。   (林)

   
「旭山動物園③」

 

 ~前回から続く~
 旭山動物園の坂東園長は動物の気持ちが解ると言い、動物の側に立って野生動物が本来持っている能力や動きを最大限見せることが、旭山動物園の目標でありこれが「行動展示」だと言っています。
 7月19日夜にNHK BSプレミアムで放送された、「ザ・プレミアム プレシャス・ブルー カリブ海・クジラの親子と出会う旅」で、「フリーダイバー 二木あい」さんが撮影したアザラシの映像を見て〝これだ!″と叫んでしまいました。
 二木さんは海洋生物を怖がらせずに自然な姿を撮るために、呼吸音や泡を出すアクアラング(ボンベ)を使用せずに素潜りで海中撮影を行います。アザラシやクジラなど野生の水生動物が二木さんを怖がるどころか、近寄ってきて好奇心旺盛な目で二木さんを見ながら一緒に泳ぐのです。クジラもアザラシも肺呼吸をする動物で二木さんと同じ素潜りをしているのです。
 このアザラシの動きが、旭山動物園アザラシ館のマリンウェイ(円柱水槽)で見せるアザラシの動きそのものだったのです。アザラシは好奇心旺盛で人なつっこく、危害を与えないことが分かると近づいて来ると何かに書かれていましたから、言葉では理解しているつもりでした。
 しかし、実際の海でアザラシを見るためには、二木さんの様に訓練を積んで長時間素潜りができるスキルを手に入れ、その上で野生のアザラシに出会うという、高いハードルを越えなくては見ることができない、野生動物の本来の姿を見ることがこんなに価値が高いこととは気が付きませんでした。


 旭山動物園の「行動展示」の意味と価値、坂東園長が来園者に伝えたい「野生動物はすごいんだ!」というメッセージを理解するには、来園者にも相当の知識が必要だと思いました。
 だいぶ以前、レッサーパンダの風太くんが立つということが話題になりマスコミがこぞって取り上げたことがありました。この時、旭山動物園が「レッサーパンダを見せ物にしないでね」というメッセージを出し一部の人たちから批判を受けたことがありました。
 もし、野生のレッサーパンダがこの様な行動をするなら問題は無いのですが、レッサーパンダが立つのは「芸」なのです。動物に無理な芸をさせ見せ物にしていることが、動物園としての本来の目的ではないとメッセージを出したのです。
 動物本来の行動と、仕込んだ芸の違い、野生動物本来の迫力と価値が、遠い北海道の旭山動物園に人々を集めるのです。   (田村)

 

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