朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/8/11)

 
8月11日号(第645号)


 
「夏休み期間中の大学」
 
 経営学部は8月1日に定期試験が終わり、夏休みに入りました。学生たちは郷里への帰省や、部活動にまい進しています。学内も休みムードが広がっていますが、実は多くのイベントが行われています。夏休み1週目となった8月4日からは、ジュニアロースクールや高等学校卒業程度認定試験、教員免許状更新講習が行われています。そんな中で高大連携3Dプリンタ講習会が開催されました。
  この講習会は本学の大学院経営学研究科が県立岐阜商業高等学校の1年生を招き、3Dモデリングやプリンタの実演、AR技術の体験を目的として実施されました。高校生たちは自分でデザインした造形物が印刷される様子を楽しんだり、タブレット端末を通して見えるAR技術に興味津々でした。また、講義を担当した院生や学生たちは、普段の学習や研究成果の良い発表の機会になりました。このようなイベントは学内で頻繁に行われており、「地域に開かれた大学」を体験できることでしょう。   (曽我部)

   
「なぜ働くの」

 

 連日朝の7時15分から、NHKBSで連続ドラマ「カーネーション」が再放送されています。以前書いたとおりこのドラマは、働くことは苦役と考える欧米人に対し、日本人が楽しみながら働く感覚を持って生活してきたことをうまく表現しています。これから、主人公のおばちゃんが若い世代に働く喜びと、どのように甘さを乗り越えたらそこにたどり着けるかを伝える場面となります。就活に悩んでいる人は是非見ることを勧めます。  
 最近、働くことは面白い、というとびっくりする若者が多いのにびっくりします。それどころか、オープンキャンパスにおいでになる働くお父さん、お母さんに「仕事は楽しいですよね。」と聞いても、怪訝な顔をされることも多くなりました。確かに仕事は大変です。しかし、それだけならなぜ大人同士の挨拶で、「どうです? お忙しいでしょう?」とのなげかけに、ニコニコと「いやあ、大変です。貧乏暇なしで。」と返事するのでしょうか? 本当に嫌な人が多いのなら、そもそも場を和ませるスモールトークとしては不適切だし、また応える方も暑さの話題と同じように、「本当に耐えられません。」とかいって顔をしかめるでしょう。日本のオトナは働くことに喜びを感じながら、モウカリマッカ? ボチボチデンナ。と確認しあってきたのです。  
 忙しい仕事が続くと、確かにまとまった休みを取りたいと思います。ところがいざ仕事がなくなると、何とも言えない寂しさと焦り、場合によって何か悪いことをしているような気分を感じるのです。30代初めに仕事が一段落して、次の仕事が決まるまで2ヶ月ほど職場が定まらず、自宅待機を会社から命じられた時期がありました。最初の1週間はウキウキしていたのですが、次第に職場が決まらない焦りが増してきて落ち着かず、ちっとも楽しくなかったことを思い出します。このような感覚は、今でも多くの日本の人々の中に受け継がれていて、仕事が終わったのになかなか職場を離れないつきあい残業や、仕事がないのに仕事をしているかのように動き回っている大人が結構います。  
 僕たち大人が、働くことが楽しいと感じていた理由、それは日本がかつて農耕社会で共同作業が必然であったなど様々な説がありますが、職場の仲間とのコミュニケーションが生活の中での大きなウエイトを占めており、核家族化で地域社会とのコミュニケーションを上回っていることにあるような気がします。1日8時間以上職場にいるとして、大人の人生の1/3は職場の時間、お客さんや同じ職場の同僚との対話が中心です。ちょうど若い人がLINEの魅力から離れられないように大人は職場から離れられず、コミュニケーションの楽しみが働く楽しさを裏で支えているのでしょう。だとすれば、賢いコミュニケーションの取り方をきっちり身につけておくことが、本当に働く喜びを感じる前提条件かもしれません。    (岩崎)


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