朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/8/18)

 
8月18日号(第646号)


 
「夏休み」
 
 試験終了と同時に、待望の夏休みがスタートしました。個で海外旅行に出かけたり、ゼミのメンバーと合宿を開催したり、専門知識を深めるセミナーに参加したりする等、有益な体験を沢山して、プラスのエネルギーを充電して下さい。
 それでは、くれぐれも体調管理には気をつけて夏休みをお過ごしください。  (藤野)

   
「旭山動物園④」

 

 前回から続く
 旭山動物園の目標は、野生動物が本来持っている能力や動きを最大限見せることだといいます。そのためには、動物園という限られたスペースの中で、動物たちが長年かけて適応してきた本来の生息地の環境に近づけ、単調で、変化が少ないものになりがちな飼育環境に工夫を加えて、豊かで充実したものにしようという試みが行われています。
 野生動物は、とにかく命を繋ぐために、エサを探し求め、エサを食べ、そして次の日に命を繋ぐということを最大の目的として生きています。たとえば、野生のニホンザルは起きている時間の半分以上をエサを捕るために費やしています。しかし、飼育員があまりにも至れり尽くせり、何でもかんでもやってしまい、動物園での食事はわずか5分で終わってしまうと、サルはすることが無いことがストレスになり、自分やほかのサルの毛をむしって食べる〝食毛″などの行動を起こしてしまうのです。
 旭山動物園では、なるべくエサは自分で探させ、エサを食べることに苦労させることが大切だと考え、いかにしてエサを食べる為に費やす時間を増やすかが大切だと、考え出されたのが、「小箱コロコロ」です。 約25cm四方の木の箱の中に迷路を作り、その中にエサを入れ、転がすことで穴からエサが一粒づつ出てくる。最初サルたちは2時間以上かけて箱を転がし、努力してエサを食べていました、来場者から何故意地悪をするのかという声もあったといいます。しかし、サルたちの学習能力は高く、アッという間に仕組みを理解してしまい、短時間でエサを食べてしまうようになり、現在ではエサの時間延長ではなくサルの学習能力の高さを展示する目的に変わってしまったが、この様な担当者の努力がても大切です。
 人間の消費行動を研究していると、動物の行動からヒントをもらうことが数多くあります、動物と人間を同列に扱うなという声もあるでしょうが、若者たち学生たちの自立心を養成する方法として、教育だけではなく野生を呼び起こす、何かが必要なのではないかと考えてしまいます。     (田村)
 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/01/15)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/07/30)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/09/26)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/03/28)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/04/24)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/05/10)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/10/03)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/9/09)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/04/09)

最近の記事