朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/10/13)

 
10月13日号(第654号)


 
「台風18号で終日休講」
 
 10月6日(月)は台風18号が当地方にも接近し暴風警報が発令されていたため、終日休講となりました。午前中にはすでに台風一過の晴天が広がり、結果的には危険は少なかったといえます。  
 しっかり対策をしても何事も起こらなかった場合に、対策が無駄だったと非難する人が昔の時代にはありました。しかし近時は、「何事もなくてよかったね」と考える人がほとんどになったことは、リスクマネジメントの考え方が浸透してきていることを映していると感じます。  
 なお、この日の休講に替わる補講は10月16日(木)を中心に行われます。 (横井)

   
「新しい体験」

 

 新しいiPhoneを買った人も買わない人も、スティーブ・ジョブズの名前は聞いたことがあるでしょう。コンピューターが巨大巨額な設備であった時代に、新しい未来が目に見えるような広告戦略でパーソナルコンピューターを実際に売ってみせ、さらにアップル社を大きくしようとして雇ったプロ経営者によって会社を追い出され、それでもめげずに3Dアニメーションを商業的に成功させ、経営が悪化したアップルに呼び戻され、ネットが簡単に使えるカラフルなパソコンで会社を復活させ、iPodで携帯音楽プレーヤーの市場をソニーから奪い、iTuneでCD市場を陥落させ、iPhoneで日本のガラケーを追い払い、iPadで自ら築いたパソコンの時代を終わらせタブレットに導きました。膵臓ガンに苦しみながらも最後まで、先が見えずとも意欲的に生きよ、どんな経験でも何もムダになることはないと若者に説きました。  
 ジョブズの生涯が日本ではマンガで楽しめます。「テルマエロマエ」で有名なヤマザキマリさんが息子さんに熱烈に薦められ描きはじめました。彼女もジョブズの「天才肌で、出生のねじれによって人一倍孤独感に深くさいなまれ、ひと知れず陰で努力もした」「変人ぶり」に魅了されたそうです。このため、彼女が描くジョブズの姿や表情、周囲の背景は、マンガとは思えないほど彼の内面を映し出して、字の本とは違った情報が伝わってきます。マンガの表現からジョブズが身近に見えるようになったら、より深く彼の考えや行動を知りたくなって文字の伝記を広げる人もいるでしょう。  
 僕自身もそうでした。最近はiPadで本を読むことも多いのですが、ある日ヤマザキさんの「男性論」というキンドル本が安かったので何となくクリックして斜め読みしていたらジョブズを魅力たっぷりにとりあげています。彼女の描くジョブズを見てみたいと思いましたが、いつもなら本屋が近くにないので忘れてしまうところです。電子ブックの本当のすごさを分かっていませんでした。お目当てのマンガが簡単にどこででも手にはいるのですから大人買いです。僕の知らなかったジョブズの魅力が目に直接飛び込んできて、続けて活字の伝記も買ってしまいました。  
 持ち運びが紙の本より軽くかさばらない電子ブックは便利だとは思っていましたが、本当の価値、関連する書籍を連想ゲームのように次々手に入れられ物事の輪郭をよりくっきり自分のイメージに定着できる力を持つことには、まったく想像できていませんでした。同じように朝の連続テレビドラマ「マッサン」のモデルである起業家竹鶴政孝の自伝や評伝、奥さんのリタを描いた小説とすばやく幅広く目を通すことができました。豊かな洞察でジョブズには明晰に見えていた本当の価値が僕たち凡人にはあらたな体験でしか感じられないのは悔しくもありますが、恐れず体験すれば新しい価値が手にはいるなら、ジョブズの言葉”Stay hungry ,Stay foolish”は僕たちに勇気と満足を与えてくれます。 (岩崎)


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