朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/11/3)

 
11月3日号(第657号)


 
「スポーツの秋」
 
 先週10月30日には、本学体育会卓球部によるホームマッチが開催されました。日本リーグの強豪同士の対決であり、大いに盛り上がりました。また、ラグビー部も快進撃を続けています(毎年恒例になりましたが)。国体・インカレで活躍する部・学生も多くいます。本学は、「スポーツの秋」真っ盛りです。  
 野球部も、明治神宮大会出場をかけた三連盟王座決定戦に臨みます。6チームによるトーナメント戦を勝ち抜けば神宮大会出場が決まります。  
 小泉信三先生は、著書『練習は不可能を可能にす』において「学生時代、スポーツの体験を共にした友人は格別である」と述べられています。本学の学生にも、格別の友人・感動する経験を得て欲しいと思います。     (林)

   
「異文化体験のすすめ」

 

 「自分の国では時間がゆっくり豊かに流れているのに、日本での時間はとても速く忙しく流れている。」ある留学生の実感です。最近秋に入学した留学生のクラスを担当し中国、ウイグル、ベトナム、ミャンマーの学生と学んでいます。皆来日して1年程度で、こちらの生活にも慣れてきたところです。そこで学びの材料として日本人のここが変だ、と思う点を書き出してもらいました。この授業では彼らが学ぶだけでなく、僕にとって当たり前すぎて気がつかなかったものの見方を教えてもらえます。
  「日本人は一生同じ会社で働くのが当たり前だと思っている。」「日本人はこちらの意見にハイと答えても、賛成していないことがよくある。」いずれも留学生の諸君が経験した自国と異なる具体的な驚きから発している意見です。普段気がつかない日本人の行動や思考の型がはっきり反映していて透明人間の影をみるようです。変だと感じてほっておくと、彼らの日本へのあこがれはショックや幻滅に変わるかも知れません。授業ではなぜ日本人がそうするのか背景を説明し、彼らの自国ではなぜ異なる振る舞いをするのかを考えてもらっています。
 異なる文化に出会うと人間はショックを受け、場合によっては強い嫌悪や極端な無関心に陥ります。ショックは同時に新しいものの見方を吸収するきっかけとなり、自己の成長や多様な人々とのコミュニケーションを深める役割も果たします。異文化コミュニケーションの理論では、①異文化への接触(あこがれ)②自己崩壊(カルチャーショック=自己の価値観の崩壊)③自己再統合(今後表面的につきあうか、適応するかを意識的な分析で決定)④自律(異文化内でもやれる自覚)⑤独立(両方の文化の積極的な活用)の過程をたどるとされています。
 「自分の国では出された料理をすべて食べるのは教養のない人だと思われる。日本では残さず食べるのは変な感じがする。」と意見を述べた学生は、続けて「日本人が残さないのは、資源の節約と、作った人へ美味しかったことを食べて示す意図があるのだと思う。」と書いています。相手の国への理解を深めようとの意思表明です。しかし書かれてはいませんが、日本人はちょっと下品だと感じる気持ちも強いはずです。この状態が③自己再統合です。このショックをうまく乗り越えるには、日本文化の特徴を事前に調べてびっくりしないこと、自分の状況を客観的かつ楽観的に眺めるくせをつけること、そして自分のショックを打ち明け相談できる身近な友人をみつけることが大切です。
 異なる文化の経験はうまくくぐり抜けると自分の大きな成長につながります。そして異文化を前向きに受け止められるのは若さの特権です。ぜひ若いうちに色々な文化を経験し違いを考えてみてください。英語が好きなら英語を手がかりにアメリカへ、苦手な人なら英語なんかもともと通じない東南アジアの国々に行って異文化を感じてみるのもよいでしょう。就職活動もある意味で異文化体験です。おおいに経験してください。    (岩崎)


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