朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/11/24)

 
11月24日号(第660号)


 
「燃える硬式庭球部」
 
 11月半ば、硬式庭球部は1部昇格をかけた試合で見事勝利をもぎとりました。 更に、インカレ出場という快挙を果たし、バリバリ勢いにのっています。日頃の厳しいトレーニングは勿論、勉学にも勤しむ姿はキラキラまぶしく素敵です。今後の活躍がワクワク楽しみです。 (藤野)

   
「成長戦略って何?」

 

 安倍首相が衆議院を解散することを決め、なぜ今どき選挙と思った人も多いでしょう。しかし、アフリカで永年ベンチャー企業を経営してきた佐藤芳之さんはニュース番組で「一言でいうと、すばらしい。」とコメントして冷笑的な司会者の常識をひっくり返しました。アフリカでは長期独裁政権が多く、独裁者や議員や世の中を変えようと思っても選挙もできない。政府から民意を問うなどとうていありえない。日本がいかに民主的で幸せな国かを味わってほしい。という趣旨でした。素直にその通りだと思いますし、ありがたい時代と場所に生きていることを感謝したいと思います。  
 その上で、ではアベノミクスや消費税増税先送りはどう評価したらよいのだろうと考えられた人は、自分のために学ぶ本当のチャンスをつかんだといえます。安倍政権が誕生した2年前はどう復旧してよいかわからない震災後の雰囲気と、衆議院と参議院の多数派がねじれ物事が決められない国会のもとで、コロコロと変わる政権にうんざりした気分が蔓延していました。安倍さんが首相になったときも、以前失敗して投げ出した首相というイメージが強かった記憶があります。アベノミクスといわれる金融政策、財政政策をすべて使ってさらに成長戦略を打ち出すという話にも、よくわからないと思った人が多かったのではないでしょうか。  
 将来物価をあげるという目標に向けて日銀がお金を今までと違う次元で供給し、お金を使いやすくする金融政策を最初に実行する。次に将来に対する不安から本来お金を投資する企業が貯蓄して状況に、政府が代わりに公共事業等を行い国内のお金の周りをよくする(財政政策)。この間に企業が投資に向かうような挑戦を積極的に行える自由化と産業育成をする(成長戦略)という流れで、日本を再興するのがその趣旨でした。結果、人々の悲観的な雰囲気を普通な状態に変えたことがアベノミクスの最大の成果でしょう。  
 一方、長い目で見れば財政政策や公的年金による日本の政府の借金を減らす必要があり、景気が良くなったところで消費税を上げ国の収入増で負債を減らすことも同時に計画し、今年4月に消費税を引き上げました。アクセルを踏み、ある程度スピードが出たらブレーキも同時に踏んでスピードを落とさずカーブを曲がるつもりでしたが、思った以上に景気のスピードが落ちてしまったため、追加の引き上げの時期を延期したというわけです。これをどう評価し投票するかは、二十歳を過ぎた皆さんの自由であり、同時に将来の日本をアフリカのようにしない責任です。  
 今後経済が元気を取り戻すためには、日本の国内の人や企業が将来より大きな幸せを得る可能性のある投資をしようと決断することが必要で、それをサポートするのが成長戦略です。政策的にはその遅れがめだっています。しかし、本来成長戦略とは役人や政府が決めるものではなく、実際に成長しようと挑戦する僕たちがやろうと決断するものです。何かを政府から与えられるのを待っていても、時間が無駄になるだけです。今、自分で学びはじめ将来の行動に結びつけることが、皆さんにとって最良の成長戦略です。 
(岩崎)


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