朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/08/23)

 
8月23日号(第438号)


   
合否結果発表
 本日23日は前期授業科目の合否結果発表日です。学生達は自分が履修登録した科目の合否結果を記載したリストを受け取るために登校してきます。全科目合格の学生は、これからの夏休み後半、約1ヶ月を楽しく過ごすことができます。残念ながら不合格の科目がある学生には来週行われる再試験が待っています(ただし、再試験の受験料を支払って、受験申込みをすることが必要ですよ!)。中には前期授業への出席日数不足が原因で再試験のチャンスすら与えられない学生もいます。自由に満ちた学生生活ですが、必修科目の単位を取得するとともに、最低限必要な単位数を取得しなければ卒業はできません。自由の中にも自分自身をコントロールして、計画的に学習・単位取得を行っていくことが求められています。    (妹尾)

   
「円高はドル安」        <フィナンシャルコース>
 お盆前の欧米為替市場で、15年ぶりの円高が進行し一時1ドル84.74円となりました。 現在は少し円安に戻し85円台前半で推移しています。日本の国内で通用しているお金は主に日本円だけなので、円高円安といっても生活実感がわかないのが当たり前です。しかし、お盆に海外旅行を計画した人は、実感がわきます。 段取りよく6月に旅行代金として1000ドル準備した真面目なお父さんは、当時の為替レートが1ドル90円前後でしたから、1000ドル×90円で9万円必要でした。ずぼらなお父さんは出発直前に準備して1000ドル×85円の8万5千円で済んだことになります。
 日本では日本円しか使いませんが、世界には自国通貨とドルを同じように国内で使う国がたくさんあります。こういう国では自国通貨(円)を持つかドルを持つか賢く暮らさないと、真面目なお父さんほど貧乏になります。そこで真面目なお父さんは段取りよく生活するだけでなく、将来為替がどうなるかを考えて、それに応じた対応をとりながら暮らすことになります。
 難しいことではありません。円高とは円が強くなることで、円を持っている人が得をすること、円安とは逆に円が弱くなることで、円を持っている人が損をすることです。常にこれから強くなると予想される通貨を持っていれば(両替すれば)良いわけです。これからまだ円が強くなる(円高)と思えば、円を持っている(両替しない)、これからドルが強くなる(ドル高=円安)と思えば、円をドルに両替するのです。将来強くなりそうな通貨を常に持つことが、真面目なお父さんの段取りになります。日本でも12月に家族旅行するお父さんは、いつ円をドルに換えるのか真剣に悩んでいるはずです。
 ここまで頭でわかると後は実践になりますが、為替をお金と考えずに、モノと思えば間違えることがなくなります。モノの場合は、ヤフーオークションでおなじみのやり方です。つまり、安く買って高く売れば儲かるわけです。通貨も安いときに買って、高いときに売れば得をします。
 ただし、儲けはどの通貨で出すのかを忘れると混乱します。儲けを出す通貨でない通貨が安いときに買い高いときに売るのです。僕たちは普段円で生活していますので、円で儲けを出すとすると、ドルが安いときに買って、ドルが高いときに売ると円で儲かるのです。最初にあげた真面目なお父さんが損をしたのは、ドルが高い90円のときに買って、ドルが85円と安くなってから使ったからです。ずぼらなお父さんは、得したのではなく損も得もしていないのです。
 テレビを見ていると、アナウンサーやコメンテーターでも時々円安と円高を間違えています。普段二重の通貨を使わない日本人には難しいのです。そこで提案。円高円安といわず、ドル安ドル高といえば、モノの感覚で為替がわかるので間違いがなくなります。安いときに買って、高いときに売ればいいのですから。   (岩崎)

 


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