朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/08/30)

 
8月30日号(第439号)


   
さまざまな夏休み
 大学の夏休みは中学・高校より長いのですが、暑い毎日を忙しく活動している学生がたくさんいます。
 10月に開催される国体などの大会に向けて試合や練習で汗を流している体育会の学生たち、インターンシップに参加して企業や社会の厳しさを感じた学生たち、海外研修で米国UCLAに行って英語漬けになっている学生たち、10月22日~24日に開催される朝日祭に向けてあちこち走り回りまわっている大学祭実行委員会の学生たち、厳しい就職状況にもめげずに挑戦を続けている学生たち。
 君たちの汗と努力は将来プラスになって、財産として戻ってきます。    (田村)

   
「覆水盆に返らず」        <消費者心理コース>
 ビジネスに応用できる諺や慣用句をご紹介、今回はその11回目(最終回)です。
 「覆水盆に返らず」、すでに起きてしまったことは決して元に戻すことはできないことを教える諺です。水の入った容器を一度ひっくり返してしまえば、水は容易には元には戻せないことに由来します。人間関係にあてはめれば、相手の信頼を一度でも失ってしまうと、以前の状態に戻るのはとても難しいことを指します。それはプライベート(夫婦、恋愛、友人など)でも、パブリック(顧客、取引先、上司同僚部下など)でも言えます。信頼は積み上げ難く、その獲得には相当の時間を要しますが、失うときは一瞬で、その下落幅もかなりの大きさになります。少しでも信頼が残れば良いのですが、そのままの方向に進展してしまうのがほとんどで、夫婦なら元の鞘には戻れない状況を招きます。夫婦関係も大事ですが、ビジネスにおける顧客やパートナーとの関係も、それに負けず劣らず大切です。だからこそ毎回の接触機会には、相互信頼を損ねないように配慮しておくことが欠かせません。特に、長い付き合いには慣れが付きものなので注意が必要です。慣れは油断の元であり、思わぬ落とし穴が潜んでいるかもしれません。どんなに親しくても、顧客との間には一線を引いた心構えを持たなくてはならないのです。
 信頼関係について、もうひとつ注意しておくべきことがあります。口先では期待を高めたにも関わらず、現実にはそれに応える結果を生まないケースです。そもそも期待を高める約束をしなければ、失わなくて済んだ信頼感です。できないことをできると軽々しく口にしたことが発端であり、自作自演の自滅と言えます。顧客に問い詰められた際に、思わず「できます!」と言ってしまうなど、ビジネスではありがちなことです。その場しのぎの対応は、文字通りその場では窮地を逃れられますが、将来的にもっと大きな修羅場を招くことになります。そういえば、日本の政治家にはあてはまる方が多くいらっしゃいますね。そもそもわからないことがないように準備することが第一ですが、それでもわからなければ「わからない」と正直に答えたほうが、顧客にはありがたいはずです。そのほうが時間を浪費せず、速やかに次策を講じることができるからです。取り返しのつかない事態を招けば、信頼は著しく失われ、二度と回復させることはできないでしょう。
 次の奥さんの誕生日のプレゼントはもう決めましたか?もし買うのが面倒でプレゼントする気がないなら、始めからそれを正直に伝えておくことをお勧めします。    (常川)

 


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