朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/11/08)

 
11月8日号(第449号)


   
「裁判所見学」
 11月5日(金)、ビジネス企画学科の1年生は「企業と法令」の授業で名古屋地方裁判所を見学・傍聴した。昨年の5月から裁判員制度が始まって、既に千件を超える判決が出ている。10月25日には、女性二人殺害事件の裁判員裁判で初めての死刑が求刑され、裁判員(市民)・裁判官は評議の末、無期懲役の結論を出した。この日は56席の一般傍聴席を求めて537人が並んだそうだが、裁判への関心の高さを示している。  2つのゼミ(約20名)ごとに各刑事裁判法廷の実際を40分間傍聴した。予定の時間が限られていたため、傍聴の途中で退出しなければならなかった学生たちは、「最後まで見たかったな!」と残念がる言葉を口々にした。 その後、裁判員裁判の法廷内に全員が入り、裁判官・裁判員・書記官・弁護人・検察官・被告人・傍聴席に座って、裁判員裁判の説明を受けた。今回の見学は、様々な点において、大変意義深いものであった。 (長屋)

   
「幽体離脱&鳥観図」       <スポーツマネジメントコース>
 奇妙なタイトルですが、決して生死をさまようような話でも、カーナビゲーションの画面設定の話でもありません。スポーツにおけるビデオや写真を活用してのフォーム分析や戦術分析の話です。
 突然ですが、私の専門としている運動学分野は、ビデオ映像や筋電図(筋肉が活動した時の微量な電気を計測して見える化したもの)を用いて、さまざまなスポーツのフォームを分析し、技術解析し、その成果を選手や指導者にフィードバックして競技力の向上や指導方法に役立てることを目的としています。と言うことから、専門演習では、2年次には「プレイ中の自分のフォームを撮影して、観察してみよう」、3年次には「客観的に自分のフォームを分析して、定量化(角度や速度など数値で示すこと)してみよう」という目標を持って行っています。
 本ゼミ生のほとんどは、スポーツ大好?学生なので、自分のフォームは過去に何度も観た(普通のビデオは1秒間に30コマ)ことがありますが、私の見せる映像は1秒間に210コマで撮影した、超スロー影像です。その時、過去に何度も自分のフォームをビデオ映像で見てきた学生も、超スローでの自分のフォームを新鮮な感覚で観ています。撮影コマ数はともかくとして、ビデオで自分のフォームを観るということは、ある意味、「幽体離脱」と私は考えています。画面の中の過去の自分を、他人に成りすまして観ることができるのです。その時、ゼミ生のほとんどは「こんな風に動かしているんだ」、「自分のイメージと違う動きだ」、「監督やコーチの言ってることがこれを観て始めて分かった」などと驚きが隠せないようです。一言で言えば『こんなはずじゃなかった』というような驚きで画面の中の抜け殻(本人)に見入っています。普通のビデオでもなんとなく経験しているのかも知れませんが、高速で撮影したものを見ると、現実と感覚のギャップをますます大きく感じとれるのでしょう。しかし、ここで終わってしまえば、高校時代と同じです。この後、修正点や反省点を技術力向上のために、抜け殻にその情報を伝えるために戻らなければなりません。これで始めて抜け出した意味があります。これを私は「幽体離脱の有効活用」と勝手に呼んでます。
 また、サッカーなどのチームゲームでは高い場所から試合全体を撮影し、鳥の視点からゲーム分析することがあります。このような「鳥観図」で全体が見渡すことができれば、試合の流れやプレイの良し悪しがよく分かります(TVの映像はこれですね)。これもある意味、「幽体離脱」に似ています。平面(二次元)でプレイしながら、常に鳥になって上空からコート全体を観ている(三次元)感覚で、的確なパスや動きができる選手が一流と呼ばれる選手ではないでしょうか。
 最後になりますが、スポーツでも社会でも、スランプや悩んだ時には、今いる自分をもう一人の自分が見つめてみる必要があるような気がします。「幽体離脱」してみませんか?そして、自分に解決策をアドバイスしてあげましょう。 (山本)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/12/05)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/06/25)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/04/23)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/10/08)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/06/04)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/06/12)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/02/02)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/9/8)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/11/25)

最近の記事