朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/11/22)

 
11月22日号(第451号)


   
「工場見学で就職意欲UP」
 
 今月のはじめビジネス企画学科の2年生は、株式会社トーカイへ企業見学に行きました。 株式会社トーカイは「健康生活サービス」、「環境サービス」、「調剤サービス」の3つをコアに、製品リース、レンタルなど循環型のビジネスを手がけている岐阜県を代表する企業です。なかでもリネンサプライ事業は、西日本トップクラスのシェアを誇ります。
 また、本学の卒業生も数多く就職している企業でもあり、卒業生たちは「清潔で快適な暮らしをひとりでも多くの皆様にお届けしたい」というキャッチフレーズのもと衛生管理のプロとして活躍していることでしょう。
 今回の見学では、皆ココロをわくわくさせながらハイテククリーニング工場を見学させていただきました。見学の後、ビデオなどによる設備の説明や会社概要を教えていただき、経営理念、仕事に対する責務、お客とのラポールなどの重要性を学びました。
 学生たちは、この貴重な体験を通して就職に対する動機付けが一層高まったと思います。見学後、大学の教室にもどって人事部の方から今後の就職活動に役立つアドバイスやエールをいただきました。
 以上、株式会社トーカイ様のご好意によって大変有意義な見学をさせていただくことができました。この場を借りて心からお礼申し上げます。    (藤野)

   
「ポイント制度(2/3)」       <消費者心理コース>
 ~前回から続く
 ポイント制度を導入すれば、価格の参照点を変えることなく、割引の程度を調整することも可能です。「価格参照の固定化」です。顧客に与えられるポイントは通常、価格に対する比率で表示されます(ケースA)。最近は巧妙に、ポイント数だけを表示するケースも見られます(ケースB)。
 ・ケースA「11,000円の15%(1650ポイント)が付与されます。」
 ・ケースB「11,000円で1650ポイントが付与されます。」
 販売価格を調整したい場合は、元々の価格(=元値)は変えずに、ポイント付与率を変えることで対応できます。ケースAで15%→18%、15%→12%というように。顧客が感じる印象を考慮すれば、元値が変わらないことは思った以上に重要です。15%→12%なら付与率は減りましたが、依然として11,000円から12%の割引がある状態です。元値を変更した場合はどうでしょうか。11,000円→9,350円→9,680円です。9,350円から9,680円への変更は明らかな値上げです。以前の11,000円に比べたら安いとは見てくれません。実質的には同じことですが、与える印象は「割引継続」と「値上げ」で大きく異なります。言うまでもなく、良い印象を感じるのは前者です。調整前の参照点が異なることで、印象評価には大差が生じるのです。ポイント制度を活用すれば、顧客からの割引感を損なうことなく、また値上げの印象を与えることなく、販売価格の調整が可能となるのです。
※表現方法によって受ける印象が異なる現象を「フレーミング効果」と言います。 なお、ケースBが巧妙なのは、敢えて付与率を表示しないことで、価格調整をもっとしやすくしている点です。1650ポイントが1550ポイントになっても、ほとんどの顧客は気づきません。簡単な計算ではないので、わざわざ付与率を逆算する顧客もまずいないでしょう。  
 ポイントを発行するチェーン店においては、付与されたポイントには金銭と変わらない購買力があります。金銭同様にポイントも無駄なく有効利用したいと思うのが心情です。ただし、金銭と異なり、大抵のポイントには期限が設けられています。様々な理由が考えられますが、顧客の納得を得やすいのは会計上の理由でしょう。事実とは言え、説得しやすい理由を呈示できるのは好都合です。なぜなら、ポイントに期限を設定することで得られる利点は、企業にとってかなり大きいからです。期限を設けることで、「駆け込み購入」もしくは「割引の帳消し」の発生確率は高まるのです。
~次回に続く~    (常川)

 


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