朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/12/27)

 
12月27日号(第456号)


   
「スキーブーム」
 
 冬が本格化してきましたが、「私をスキーに連れてって」という映画をご存知でしょうか。スキーが今よりもっとポピュラーで、多くの若者が関心を持っていた頃の映画です。  
 この頃、“週末になればスキーへ”というライフスタイルが今より一般的でした。映画より少し遅れた頃、私は大学生で野球ばかりやっていましたが、それでもスキーが好きな先輩に連れて行かれた記憶があります。滑れないし寒いし、靴はきついし何が楽しいのか当時は理解出来ませんでした。  
 当時の大学生や20代の若者の間には「一冬で一回もスキーに行かないなんて」といった雰囲気があったように思います。雪山を連想させるスポーツショップも増えていました。ディズニーランドも対抗して「スキーよりミッキー」というCMを流していたほどです(今なら「Wiiよりミッキー」でしょうか)。  
 まだ本学のある瑞穂市では、雪が降っていません(年に数回しか降りませんが)。温暖化もウインタースポーツ人気の停滞に拍車をかけているのでしょうか。降りそうで降らない空を見ながら、スキーブームを思い出しました。   (林)

   
「就活でのアドリブ」       <ファイナンシャルコース>
山本先生のコラムの通り、アドリブは、過去の経験や体験の蓄積があって初めてできるのですが、アドリブの構造が分かっていると練習のやり方が見えてきます。ねずっちで有名ななぞかけを例に考えてみましょう。ミニスカートとかけて学長の訓辞ととく、その心はどちらも短いほど喜ばれる、というあれです。  
 AとかけてBととく、そのこころはCですから、CがAとBの両方にかかればいいわけです。つまり、A=C、B=Cだから、A=Bという構造です。この構造が分かれば、一つなぞかけを思いつくと、次々になぞかけを増やすことができます。学長の訓辞とかけてもミニスカートととけますのでこれで二つ。また短いと喜ばれるものをもう1つ考えればミニスカートと学長の訓辞とあわせて、その前後を入れ替えれば6つのなぞかけができます。授業でも、タッチダウンへの残りヤード数でもいいのです。  
 落語家の立川談志さんは、若い頃毎日必死で例えばすべての動物でなぞかけを考えたそうです。それができると寄席でお客さんに動物のお題をもらい、華麗になぞかけを決めたそうです。お客さんから見ればアドリブに見えます。そのあとに花、魚、地名などと毎日考えて、無限にレパートリーを広げたそうです。  
 同じ構造は、就職活動での面接に応用できます。面接官は、学生が企業に入って仲間としてうまくやっていけるか、お客様と関係をつくれるか、ストレスに強いか、目端が利くか、粘り強いか等を知りたいと思っています。これらがそのこころは、のCになります。そこで、皆さんの大学時代の行動と経験の中からCが読み取れる実例Aを思い出します。ただし、映画を見て感動したというような受け身の経験や、作り話はだめです。
 実例はクラブ活動をやっていたから粘り強いというのもいいのですが、これでは当たり前でおやっという鮮やかさがありません。最初に面接官の期待するものを探すのではなく、自分が比較的はまっている行動を振り返るのです。最近人間観察が趣味という学生と話しました。ノートまでつけるそうです。こんなの履歴書に書けませんよね、と言うのですが、これは立派な趣味です。こう書けば必ず面接官は聞いてきます。人間観察って何するの(なんととくの? というのが面接官の興味です)。
 そこでさらに自分の行動を具体的に思い出してもらいました。実家が交換留学生を良く招いていたせいかもしれない。言葉が通じないので相手の行動を観察して何を考えているのか察すると仲良くなれた。その癖がバイトをするときも残っていて、お客さんを観察してそれをノートにつけていた。おばあちゃんなんかの買うものを記録していたので、良く覚えていてくれたねと喜ばれた。ほら、面接官の興味のCにつながってきたでしょ。
 このようなネタを3つ持っていれば想像していなかった質問=B、にもネタ=Aを使って答えられるようになります。質問=Bは面接官の興味=Cを知りたい質問なのですから。 (岩崎)

 


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