朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/1/17)

 
1月17日号(第459号)


   
「センター試験」
 
 毎年この時期に開催される、大学入試センター試験が15日(土)・16日(日)に行われ、全国で55万人を超える受験生が試験に取り組んだそうです。
 朝日大学もセンター試験の試験場となっていて、15日は公民、地理歴史、国語、外国語(筆記)、英語(リスニング)、16日は理科と数学が実施されました。 例年この時期は雪が降るなど天候が荒れることが多く受験生は知っていて準備しているとはいえ負担となります。残念ながら天気予報が的中して、16日は岐阜も朝から雪となってしまいました。
 私は15日の試験監督を担当し、その時初めて会った受験生たちですが、16日の朝、彼らは遅刻せずに大学に着いたろうか、試験でも日頃の勉強の成果を発揮してくれればと祈る思いで雪を見てしまいました。  (田村)

   
「コーチの仕事」       <ファイナンシャルコース>
 元旦はサッカー天皇杯決勝を観戦し国立競技場で一日過ごしました。ゴール裏で試合の始まる前からたてのり状態で50代にはハードでしたが、好きなアントラーズが大方の予想を裏切って勝ち心地よいお祭り状態を味わえました。試合後アントラーズの選手たちが喜びを爆発させ、またエスパルスの選手が悔し涙にくれているのを見て、両チームとも強い信頼関係に裏付けられたメンタルメッセージをチーム内で共有して闘ったことが伝わってきてジーンとなりました。  
 両監督の采配の駆け引きが面白かったこと(戦前の予想を覆していた)と、両チームのメンタル面の充実の理由が知りたくて、帰って元日本代表コーチの小野剛さんの「サッカースカウティングレポート」という本を読み返したら、ビジネスにも通じる大切な秘密がいくつか書かれていました。この本は、サッカーでの相手と自分のチーム分析の方法と勝つための戦術作りを解説した本なのですが、小野さんはこのような分析は試合に勝つために行うのではなく、選手一人ひとりの可能性をのばすため、チームを成長させるため、そしてデータを多くの人が共有してチームの共通認識を得るために行うのだと強調されています。その理由はスポーツの主役はあくまで選手たちであり、監督が将棋のコマのように選手を使うためのものではないこと、このことを勘違いした少年サッカーの指導者が結構いることを悲しく思っているとのことでした。  
 そのためには、コーチは知っていることをすべて話したり試したりするのではなく、知識は引き出しにしまって必要なとき必要なものだけ取り出して、選手が直面している問題にヒントを与え、選手の能力や自信を引き出すことが大切だと書かれています。当たり前の事なのですが、スポーツコーチでも教員でも経営者でもついこのことを忘れがちです。   財務分析やABC分析を学べば、データをもとに色々言いたくなります。固定費が高いことが問題ですとか、営業経費が利益を圧迫していますとか。しかし、そのことは選手である社員はデータを見ずとも分かっていることも多いのです。でもどうやったらその状況を改善できるのかがわからない。そこで、名経営者は様々なテクニックを使いこなします。例えばトヨタ自動車では、仕事のない人は動かない、というトレーニング方法がとられました。日本人は動いていないと働いていないような気分になるのですが、動いていても働いているとは限らないとの発想です。この結果、ムダな動きがなくなり働きに集中できるようになりました。当然経費もさがります。同時に意味のある働きに社員のやる気も生まれやすくなります。  
 名監督はこの名経営者と同じような指示を出しているらしいのです。点取り屋が移籍し守備の中心選手もケガで欠場のなか、アントラーズの監督はどのような指示をだし、チームの信頼と自信を高めたのか。興味のある人は、岩崎の研究室に来てください。(岩崎)

 


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