朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/04/18)

 
4月11日号(第471号)


   
「求める人材」
 8日土曜日、岐阜市文化センターで大学4年生向け就職ガイダンスが行われました。 このガイダンスでは、メッセージボードが設置されていて、各企業が求める人材について、いろいろなメッセージが書かれていました。    
  青果流通 - 野菜・果物の流通に興味のある方    
  繊維商社 - しっかりと挨拶ができる方    
  教育産業 - 子供が好きな、圧倒的にやる気のある人    
  製紙業  - 明るく元気があり、大きな声が出せる人    
  建築設計 - 体力があって積極的に行動できる人    など
 その業界なら当然というメッセージもありますが、企業が求めているのは「学生多様性」を求めておらず、ある一定のパターンに当てはまる学生を求めて様に見えます。
 就活中の学生諸君、お客様(企業)が欲しい商品を、君たち自身が作りあげて、早く売り出してください。   (田村)

   
「力を合わせるには」       <ファイナンシャルコース>
 1年生の友人プロデュースが始まりました。ビジネス企画学科伝統の、各ゼミで力を合わせた他己紹介プログラムです。4月に初めて知り合った仲間が2週間で親しくなり、友達の情報を本人から聞き出してクラスメイトに売り込みます。こうやってまとめられたプレゼンシートで最もみんなの興味を引いたゼミが優勝になります。  
 毎年このコンテストを見ていると、優勝するゼミにはある特徴があることがわかります。グループになって間がないのに、ゼミの中での会話がはずみ、その中にいると楽しい雰囲気が共有されています。そうした中から、仲間の特徴のある情報を引き出し、うまくまとめ上げています。ただし明るいだけではダメで、コンテストへの前向きさが必要です。さらに、パソコン等の技能を知っている仲間がゼミ仲間に技術を伝授することも影響します。  
 友人プロデュースでも被災地の復興でも、力を合わせる人の集まりを産み出すには、大切なことが3つあります。第一番目は共通の目的です。優勝しよう、復興しようという思いですが、もう一歩踏み込んで、どのように優勝するか、どのように復興するかについての共通認識ができることが大切です。リーダー格の人が、皆にイメージを積極的に伝えるときもあれば、フランクで率直な話し合いから生まれてくることもあります。具体的な共通の目的があると、人はそれぞれの能力を発揮しやすくなります。  
 次に必要なのは、それぞれの貢献意欲です。パソコンでプレゼンシートを短期間で作る時、ワードの裏技を色々知っている仲間がいればワザを真似し合ってどんどんプレゼンのレベルが上がります。文章の作り方も同じく、仲間から盗んで鋭さが増していきます。共通の目的に沿った自分にできることを最大限やると、チーム全体で大きく目的に近づけます。ときには第一の目的が明確でなくても、誰かの具体的な行動によって皆の目的が一つになることもあります。今回の震災で有名人が率先して大口の義援金を寄付したことは、日本中の目的を一つにすることに貢献しています。  
 最後に重要なのは、メンバー間のコミュニケーションです。共通の目的に沿った行動をチーム全員がとっても、タイミングが合わなければ効果は半減です。何人かで重いものを持ち上げるにはかけ声がいることを思い出すと理解しやすいでしょう。震災の救援の初期には物資が偏ったり届かなかったりしたところが出たのは、このコミュニケーションのルートが物理的にとぎれていたからです。誰かが良いアイデアを持っていても黙っていてはチームに広がりませんし、多くのアイデアの中で共通のアイデアをどのように選ぶかが見えないと、ぎくしゃくします。友人プロデュースを学科の最初の課題として取り上げてきたのは、入学した最初に学生間のコミュニケーションルートを確保するためでもあります。  共通の目的、貢献する意欲、コミュニケーションの3つで生まれる力を合わせる体系を維持していくこと、それが大学で学ぶ「経営」です。   (岩崎)

 


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