朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/05/9)

 
5月9日号(第475号)


   
「一流を目指せ」
 ゴールデンウィークも終わり、また通常の学生生活が戻ってきました。学生は、ゴールデン期間中、レージャー、クラブ活動、アルバイトなど忙しかったことと推察します。
 今週は、何となくリズムを取り戻せない学生が多かったようですが、早く気持ちを切り替えて学業に身を入れてもらいたいと思います。特に体育会所属の学生に望みたいのですが、是非スポーツと学業を両立させてください。
 一流といわれる選手は、学業の成績も立派です。自己管理がきちんと出来ている証左でしょう。一流を目指してください。    (田ノ上)

   
「価格のマジック(1/4)」       < 消費者心理コース>
 アウトレットモールのバーゲンセールでシャツを買おうとしたときのことです。値札を確認すると元値は1万円、80%オフと赤字で書かれたシールが貼られ2,000円で売られています。「安いなぁ」と衝動買いしたくなる気持ちを押さえて、別の店を物色すると今度は元値6千円で70%オフの1,800円のシャツを見つけました。素人から見てデザインや素材に大差があるように見えません。どちらを選べば良いのでしょうか。

 ■1枚目 ⇒ 元値10,000円 割引率80% 割引額8,000円 売値2,000円
 ■2枚目 ⇒ 元値 6,000円 割引率70% 割引額4,200円 売値1,800円

 顧客から見て、品質やデザイン、ブランド力などが互角なら、価格情報は重要な選択基準です。単に価格の安さを求めるなら2枚目(2,000円>1,800円)ですが、売値が唯一の情報ではありません。割引額を重視するなら断然1枚目(8,000円>4,200円)です。その背景には、元値が高いならクオリティもその分だけ高いだろうという推測があります。もっとも素人にはクオリティが良いとは具体的には何を指すのかは不明確ですが・・・。
 選択の迷いは、値札に元値と売値の2種類の価格表示があることに起因します。元値には4,000円の差があるのに、売値には200円しか差がありません。高いか安いかの視点や、損得の感じ方があるので、どちらの情報を重視すれば良いのか迷います。できれば良い物を買いたい気持ちと、とにかく安いものを買いたい気持ちのせめぎあいです。
 悩んでいるうちに、本質的な疑問が頭に浮かんできます。それは、売値は良いとして、元値とは一体何を表す数値なのか、という疑問です。過去にその価格で店頭に並べられていた期間があったのだろうという予測はできます。ただそれが本当だとしても、その価格で売れなかったから割引されて目の前にあるのです。つまり、元値のままでは売れない商品ということです。顧客目線で評価すれば、シャツには元値に相当する市場価値がないことを示します。
 シャツの市場価値を表さないなら、1万円や6千円という元値にはどのような意味があるのでしょうか。更に、わざわざそれだとわかるように、元の値札の上にシールを貼るのはなぜでしょうか。
~次回に続く~   (常川)

 


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