朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/06/13)

 
6月13日号(第480号)


   
「合同企業説明会」
 6月11日(土)岐阜市文化センターで岐阜県経営者協会主催の今期最後の就職ガイダンスが開催されました。
 昨年末に僅かながら明るい兆しが見え始めた学生の就職状況でしたが、東日本大震災による日本経済の先行き不安のために、企業の採用も様子見状態となってしまった様に見えます。デフレから抜け出せず八方ふさがりだった日本経済に、災い転じて福となす大胆な政策を持つ強いリーダーシップを望むのは無理なのでしょうか。
 就職活動に挑む学生たちは、めげることなく果敢に、いろいろな企業に挑戦して欲しいのです。努力すれば必ず君たちにとってベストな企業と出会い、内定をいただくことができます、粘り強く頑張ってください。   (田村)

   
「話せばわかる・・・条件」       < ファイナンシャルコース>
 大学生活や社会人生活の中で、鬱々とした悩みを抱えることはよくあります。特に就活のシーズンや卒業研究ではこの悩みを抱え込んでしまう学生が必ずでます。トルストイが「幸福な家庭は一様に幸福だが、不幸な家庭はそれぞれに不幸だ。」と書いたように、悩みを抱えた人は悩みを自分だけの問題と思いこんでしまいがちです。誰にも理解されないだろうから、人と話したくもなくなります。  
 僕自身、20代後半で結婚してすぐ生まれた長女に障害が見つかり、そのことに対する会社の対応に不満を持ち、仕事はこなすが私生活は巻き込まれないと意固地になっていた時期がありました。今となって考えれば、親切に声を掛けてくれる上司や同僚が多かったのですが、「同情はできても、僕の悩みを経験もしていないのに分かるものか。」と表面愛想良くしながらもはねつけていました。  
 氷のように固まった心が解けたのは、偶然ある人のある言葉を聞いたときでした。その人は雑談の中で自分の生活信条を話してくれたのですが、当時の僕には涙が出るほどの安堵感を与える一言となって心に届いたのです。その後少しずつポジティブな元気を職場の中でも私生活でも取り戻し、大きな仕事も任されやりがいも感じるようになりました。  心の電子レンジのような一言に出会うには、おっくうでも人の話を聞いてみることです。僕たちが感じる悩みは、置かれた状況や、その人固有の思考様式や、その時点の感情によって千差万別です。善意で声を掛けてくれる人が推測したとおりのステレオタイプな悩みでないことも多いでしょう。しかし、そこで耳を閉ざしてしまうと、あなたの心を解凍してくれる一言にであうチャンスは極端に減ってしまいます。どうしても話すのが嫌なら街に出て、映画や演劇、コンサート、あるいは本屋に行ってみましょう。あなたの話を聞いて理解できる人や、理解できていた作者に出会えるはずです。  
 一方悩みを聞く側は大変難しい条件があります。悩んでいる人に対する無意識の先入観が相手の話を正確に理解する妨げになるからです。あの人は頑固な人だから意地を張っていると思って話を聞けば自然と、まあ色々あるだろうけど広い心で受け止めないと、などと思わず説教口調になります。本当は裏で猛烈ないじめを受けていることだってあるのです。特に人生経験が豊富になるほどこの落とし穴に陥りやすく、僕はしばしば失敗します。  
 悩んだ人がつらくとも気晴らしと思ってコミュニケーションを閉ざさず、相談に乗る人が相手の目的やおかれた状況、固有の思考様式や感情を探れたとき、相手に対する真の共感が生まれ、悩んだ人の心も少しずつ開くのです。同じクラブや会社、同じ事故や病気を経験した人たちの間で話せば分かる状況が生まれやすいのは、少なくとも目的や置かれた状況が共有化できているからとも言えます。だからといって、悩んでいる人はチャンスを閉ざさないことです。話さなくてもいいから、軽い気持ちで努めて色々な人に接することが、話せばわかってもらえる条件になのです。    (岩崎)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/03/05)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/10/03)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/07/28)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/11/24)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/4/22)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/06/28)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/06/23)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/10/13)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/11/26)

最近の記事