朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/07/18)

 
7月18日号(第485号)


   
「オープンスクールの開催」
 先週の水曜日に、県立岐阜商業高等学校の生徒120名を招いてオープンスクールを開催しました。「顧客心理に働きかける店舗作り」(中畑教授)と「高性能は良い商品か」(田村教授)の2つの講義が行われました。生徒の皆さんの熱心にノートを取りながら聴いていた姿が、大変印象的でした。最近高等学校でも学外授業を取り入れているところが増えているようですが、百聞は一見に如かず、です。是非将来の進路の参考にしていただき、1人でも多くの生徒さんが本学に入学してくれることを祈りたい気持ちです。 (田ノ上)

   
「コートサイズと男女差」       < スポーツマネジメントコース>
 ドイツで行われているサッカー女子ワールドカップでの“なでしこジャパン”の素晴らしい活躍に、暑すぎる日本がさらにヒートアップしています。残念ながら、本コラムの締め切りの関係で決勝進出は分かっているのですが・・・。おそらく期待通りの結果を残してくれると思います。どのような結果であろうと、日本サッカー史に残る結果であることは間違いありません。気が早いと言われるかもしれませんが、期待を込めて『優勝おめでとう!』と書いておきます。  
 ところで、この女子ワールドカップの予選リーグが始まった頃、あるサッカー通の先生が「日本チームはスペースをうまく作って素晴らしいパスサッカーをしていて、男子よりもうまく戦っているね。」と戦いを分析されていました。確かに、日本人の体格をカバーするためには欠かせない男女共通の戦術の一つです。ということで、本来ならば“なでしこジャパン”の戦評をしたいところですが、それはマスコミや解説者にお任せして、ちょっと違った視点から語ってみたいと思います。
 日本の試合を眠気と戦って観戦した方、ニュース等で試合の映像をご覧になった方、コートが広く感じられませんでしたか? 私も“サムライブルー(男子代表のニックネーム)”たちの試合と比較して、コートが少し大きいのかなと思うくらいプレイ中のスペースにゆとりを感じました。(ちなみに、サッカーにおけるコートサイズはタッチライン90-120m、ゴールライン45-90mという範囲で作ることができますが、国際大会では男女の区別なくタッチライン105m、ゴールライン68mと規定しています。)このスペースのゆとりは、男女の形態(体格)や機能(筋力やスピード)の違いがあるにもかかわらず、同じサイズのコートでのプレイから生じたものなのです。特に、身体機能の違いは、走速度、パス速度、シュート速度、判断の速度等に影響し、これら速度の違いがコートを広くも狭くも感じさせます。生理学的には形態面では男子に対して女子がおよそ90%、機能面では70~90%といわれています。このようなことを考慮して、コートサイズを決定するならば、女子には10%ほど小さくした95m×60mのコートサイズが適切かもしれません。そうなった時、今回私が感じたようなゆとりあるスペースがない、男子と同様な迫力ある戦いがみられるかもしれませんね。
 この様にコートサイズをはじめ男女で全く同じルールを用いて試合が行われているスポーツ(フィールドホッケー、ハンドボール、バスケットボールなど)や女子を考慮したスポーツ(バレーボール:ネットの高さ、ソフトボールなど)があります。こんな視点から、スポーツ分析してみるのも面白いかもしれません。
 実は、初心者や子供の指導に際しては、対象者の体格・体形、身体的能力を見据えた上で、コートやマテリアル(ボール、ラケット)のサイズをも考慮した指導が大切なのです。また、トップアスリートにおいても、求める技術や戦術のために同様なことを意図的にしています。本コースの学生諸君には、その基礎となるスポーツ生理学、コーチング論などをしっかり学んでスポーツを様々な角度から観て分析して自身に役立てて欲しいと思います。  (山本)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/08/19)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/03/24)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/9/09)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/12/14)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-09/3/2)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/10/13)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/2/9)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/10/09)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/11/13)

最近の記事