朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/08/01)

 
8月1日号(第487号)


   
「ラフティング」
 8月1日、ビジネス企画学科1年生の前期最後を締めくくる行事、恒例になっている清流長良川での激流下りラフティングが行われました。
 ラフティングは、特製のゴムボートに6~8人が乗り込み、岩や浅瀬、川の流れを読み、チームが力を合わせてパドル(櫂)を漕いで激流を下っていきますが、判断を誤るとボートが横転したり、座礁することもあります。
 例年、始める前は怖がっていた学生たちも、終着に近づく頃には全員笑顔になっていて、チームワークの大切さと楽しさを体験学習します。ビジネスも始める前は不安で一杯ですが、始まってしまうと意外に楽しいものです。   (田村)

   
「目標管理について①」       <消費者心理コース>
 何かに取り組もうとする際、ゴールとなる目標を設定することは大切だ。登る山がわかっているから、頂点に至る道程にある要所や課題が見えてくる。頂点に至る地図や情報などを事前に入手することで、綿密な登山計画を立てられるからだ。ただし、事前に計画を立てたとしても、予期せぬ出来事は起こる。登山ならば、身体の不調や天候の急激な変化などを挙げられる。その際にどのように対応できるかによって、登山の成否は決まる。世の中の出来事は登山より複雑で、不測の事態はもっと高い確率で起こり得る。むしろ当初の計画通りに進むことは稀だ。目標達成までの期間が長ければ、それだけ外部からの影響を受けやすく、なおさら計画通りには進まなくなる。ものごとが計画通りに進まないのは不安だが、個人の努力では抗えない事象に起因するケースが多く、外部の流れに合わせるしかない。不安を抱えたまま、目標達成を目指すことになる。不本意でも、自らの体制を変化に合わせて、柔軟に変えなければならない。目標を管理する上で、変化への対応力はひとつの重要なキーポイントだ。  
 「変化への対応力」とはよく耳にする言葉だが注意が必要だ。変化に対応することで頭が一杯になると、対応することばかりに目が向いてしまうからだ。変化への対応力には、対応と不対応の両面が含まれる。何を変えるべきかを明らかにするだけでなく、何をそのままにしておくかという点も明らかにしなければならない。当事者が変えるべきでない点をしっかりと理解しており、その一貫性を保つ意志を持つことだ。対応力とは、何から何まで変化に合わせて変えることではない。それでは片手落ちだ。それを変えることで、むしろ弱点になる可能性が高ければ、当然、その部分は変えないほうが良い。これは当たり前のことだが、自らを客観的に評価できていないと犯しやすいミスだ。老舗の蕎麦屋が若者の好みに合わせて、ラーメンや牛丼をメニューに加えれば、長期的には失うものは少なくないはずだ。マラソンランナーが、周りの急激なペースアップに惑わされて、実力以上のパフォーマンスを続ければ、まさに勝利というゴールから遠ざかってしまう。変化対応におけるミスを犯さないためには、自らの強みと弱みを客観的に理解しておくことだ。  
 目標を達成するためには計画が必要であり、計画には見直しが必要であり、見直しには対応力が必要であり、対応力には自己理解が必要である。つまり、目標達成には事前の自己理解が欠かせない。目標を立てる前に、まず何を自らの揺ぎなき大黒柱にするかを把握しておくべきだ。   (常川)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/04/16)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/04/30)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/05/20)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/04/16)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/06/23)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/8/3)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/06/25)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/06/06)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/12/08)

最近の記事