朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/09/12)

 
9月12日号(第493号)


   
「夏休み終盤」
 『永遠も半ばを過ぎて』と言う小説がありました。朝日大学の学生にとっての夏休みも、半ばはとうに過ぎて終盤を迎えています。
 体育会の学生にとって、特に春・夏の休みは練習時間を多く取れる貴重な期間です。どの部も、よく練習し学生の声がグランド・練習場に響いていました。
 「ずっと休みであれば、もっと練習出来るのに」と、私自身は学生の頃考えていました。もっと練習して、野球中心の生活で上手くなりたい、そう考えていました。
 学生を指導する立場となった今では、「大学で学ぶことで、人間的な幅を広げること」や「限られた時間を有効に使う意識」が重要であることを強く感じます。大学スポーツでは、競技成績と授業の取り組みに相関関係があるように思えます。  
 授業開始は9月22日です。スタートが肝心です。競技に打ち込んだ学生こそ、授業に張り切って臨んで欲しいと思います。遠回りに思えますが、レベルアップのための確かな道です。   (林)

   
「目標管理について③」       <消費者心理コース>
 ~前回から続く~
 何かの取り組みを始める際には、まず何よりも目標設定を行うべきだ、という通説がある。目標を設定すれば、そこに至るスケジュールや課題、進捗状況などが見えやすくなる。目標があれば、計画を整然と企てられる。計画は自らのメリットに通ずる道筋を明らかにするため、あたかも計画どおりに事が進む推察を抱きやすい。そのためにプラス思考が生じて、モチベーションもアップする。目標は成功への第一歩だ。もちろん今でも、それはひとつの正しいやり方だと思っている。
 ただ、成功には別の道があることを、ある書籍から学んだ。「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則(日経BP社)」だ。この書籍は、偉大な業績を残した企業が飛躍した要因を、膨大なリサーチデータを基にした分析から抽出している。それによると、後から見てどの成功企業にも「飛躍」を成し遂げるための明確な計画はなかったと言うことだ。日産の「リバイバルプラン」やパナソニックの「垂直立ち上げ」などのように最初から名前を付けた計画はなかった。これは、飛躍(成功)には必ずしも目標を要するわけではないということを示す。では、何をしたのか。一定の規律を守った小さな行動を地道に積み重ねた結果が、あるときに爆発的なパワーを生み出したのだ。未来図を想定した上での、飛躍(成功)ではない。理念に基づく行いをただひたすら継続したら、それがある時に爆発的な飛躍をもたらすと言う。  
 成功には2つのアプローチがあるのだ。目標を持ったアプローチと、目標を持たないアプローチだ。成功要因は後から分析されることが多く、先立った分析は滅多に行われない。成功の背景には、多数の失敗が存在する。成功は数ある試行の一例に過ぎない。先立った分析を行っても、その多くは結果として失敗してしまうことになる。だから、後で振り返るしかないのだ。あらかじめ綿密に練られた計画を持ち、その手順に従って行動したからと言って、必ずしもそれが良い結果につながるとは限らない。
 目標を持って行動することは大切だが、それだけでは不充分だ。目標に向かって進む線路とは別にもう1本の線路を用意しておきたい。明確な目標はないが、自らの信念に照らして、正しいと思われる行動を着実に続ける線路だ。次にどの駅に着くかはわからないが、一歩ずつ前進する。そうすれば可能性の幅は広く保てる。目的地が不明確な中で高いモチベーションを保つのは難しい。しかし、何だかわからないことの継続が、後から振り返ったときに大きな力を生み出すこともある。前回のコラムでも述べたが、やはりモチベーションのコントロールは、成功に向けた大きなポイントだ。   (常川)

 


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