朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-11/09/26)

 
9月26日号(第495号)


   
「成績通知表配布」
 成績通知表の配布が始まりました。学生たちは学生証を持参して学事課から成績通知表を受け取ります。8月22日の合否結果発表の時点では前期々末試験の合否結果しか分かりませんが、今回は合格した科目毎に成績評価(S・A・B・C)が記載されています。また、前期々末試験の追・再試験を受験した学生にとってはその合否結果が分かる通知でもあります。1年生のゼミ生にとっては初めての成績通知表、けっして悪い成績ではなくても「この成績で大丈夫ですか?」とやや心配そうな学生、「先生、Sは無いと思ってたけどあったよ!」と笑顔の学生と反応は様々です。私の答えはどちらも同じ、「後期も頑張って、前期以上の成績をとれよ!」    (妹尾)

   
「アメリカの学生スポーツ」       <ファイナンシャルコース>
 アメリカンフットボールのシーズンが来ました。米国ではこれから1月までリーグ戦が行われ、アメリカ中のおやじがひいきのチームを応援します。ただしひいきのチームといってもプロばかりではなく、プロの試合は毎週日曜日に行われますが、土曜日は大学、金曜の夜は高校の試合日になっています。それぞれ立派なスタジアムを持っており、OBや地域の人が応援に駆けつけ、ビールを飲みながらテレビ中継を見ることは週末の大きなお楽しみです。
 当然中学高校から選手に対する期待も高く、将来の有望選手にはファンやマスコミが群がります。アメリカの高校は進級要件を満たさなければ卒業できず、スポーツ選手とて同じで「ノーパス、ノープレイ=進級できなければ、試合に出場できない」ルールが多くの高校で徹底しています。それでも何とか試合に出て活躍しようとするのは、活躍しなければ奨学金で大学に進めず、大学を出なければ地元の低賃金の職場に将来が限定されるからです。アメリカの場合学費は親に頼らず、自分でローンを組んだり奨学金をもらったりするのが一般的です。スポーツにかぎらず勉強や音楽など何か才能を伸ばしていれば奨学金をもらえるチャンスが広がります。
 これらの奨学金は、OBのお金持ちが寄付した基金や、スポーツの試合の運営による収入で賄われます。そのために大学の体育会にはコーチ集団だけでなく大規模な専業のマネジメント部隊がついており、まるでプロスポーツビジネスのように収益をあげています。D1と呼ばれる最もスポーツに力を注いでいる大学の1つのチーム予算は100億円以上、日本のプロ野球の予算を上回ります。
 学生にもレギュラーなら、遠征費や用具代はもちろん授業料、下宿代、家庭教師の費用などすべて奨学金として支給されます。しかし、毎年レギュラーになれないと奨学金は取りけされ、レギュラーになれる可能性のある下位の大学へのトランスファーを真剣に検討することになります。高校でもチームは大規模に運営され、地元での募金パーティーやチケット販売が父兄やOBの協力で大々的に行われ、練習環境を整えます。その結果大人は選手やコーチにあきらかな成果を求めます。
 つまり学生といっても給料をもらっていないだけで、ほとんどプロと同じ環境で生活しているのです。ビジネスに近い環境でスポーツを続けるのです。楽しくスポーツができる日本と、将来を賭けてスポーツに打ち込むアメリカ、どちらにも良さがありますが、ぎりぎりの気力や社会への適応はアメリカの方に軍配があがりそうです。一般のイメージとは大きく違い、アメリカのコーチは日本の監督よりも激しい徹底した軍隊式のようです。『プライド 栄光への絆』という高校アメフトの映画をみると、はやく厳しく大人になることを求めるアメリカのスポーツ事情が少し覗けます。    (岩崎)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-1/4/8)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/12/3)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/05/14)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/7/7)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/6/03)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/11/11)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/04/19)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/5/5)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/03/15)

最近の記事