No.686 ベトナム海外短期研修②

ベトナム・ホーチミン市に学生15名と一緒に研修に行ってきました。わずか2泊4日という短期間の海外研修でしたが、この海外短期研修で多くのことを学びました。Hanb686b

濃飛倉庫運輸株式会社のご協力で通常では見ることのできない海外グループ会社、濃飛(ベトナム)ロジスティクス社の広大な保税倉庫を見せていただきました。保税倉庫はホーチミン市の隣ビエンホアにあり、行ってみて驚くのはその敷地と倉庫の広いこと大きいことです。この広大な倉庫に保管されている品物のほとんどは日本向けの商品と聞くと、なぜこんな遠くの倉庫に保管するのだろうと疑問に思いました。

日本国内では考えられないほどの広大な倉庫ですから保管料は大分安いことは想像できます。しかし、この倉庫から大型のコンテナに荷物を詰め込んでトラックで港に運び、コンテナ船に積んで、4,000Km以上離れた日本に送る輸送費は相当な費用になると思い質問すると、大型コンテナ1台の輸送費用はたった数万円とのことで驚いてしまいました。

Hanb686c これだけの長距離を運ぶのですから輸送日数は当然必要です、急に在庫が切れて今すぐ必要などという使い方には不向きですが、保管期間が長く、使用する期日が決まっているなど計画的な運用が可能なら、距離は遠くても費用的には大きなメリットがあることを知ることができました。広い視野で見ることの必要性とメリットを痛感しました。

だからホーチミンのAEONモールに行っても日本製商品が日本国内と変わらない価格で売られていたことも納得がいきました。

今回のベトナム研修に通訳としてベトナム人留学生に同行をお願いしました、この留学生は首都ハノイ出身でホーチミン市には初めて来たと言います。その留学生が教えてくれたことは、同じベトナムでも、ハノイとホーチミンでは全く性格が異なるとのこと、ハノイの人は、冷たくて、節約家、物事を深く考える性格の人が多いのに対して、ホーチミンの人は、親切、明るく朗らか、浪費家、あまり深く考えていない。と言いながらハノイは絶対経済的にホーチミンに勝てないとも言います。

ハノイは、夜12時前に人通りがなくなり静かになってしまうが、ホーチミンは深夜になっても街に人がいっぱい、コンビニだけでなくレストランやお店も営業しています。

そして、クリスマスや新年などもハノイの人には無関係でいつも通り、ホーチミンの人は夜遅くまで人々が街に繰り出して大騒ぎになるのだと、他の人から聞いていたのだそうですが、ホーチミンに来てお店の人たちと話をしてみて本当のことだったのかと納得したそうです。Hanb686d

ベトナムは、1976年に南北統一を果たし、社会主義国として10年間やってきたが新しい国作りが進まず、1986年の共産党大会で、社会主義路線の見直し、産業政策の見直し、市場経済の導入、国際協力への参加促進が決議され大きく国の方針が変わりました。

この新しい政策がホーチミン市の賑わいを支えていることが良く理解できます。しかし、空港の通関手続きなどに日本の数倍の時間を要することなど大混雑の状況を見ると、お客様サービスのために急いで仕事を進めようという気持ちはまったく感じられません、この国の公務員には国の方針変更は伝わっていないようです。 (田村)

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