No.759 伝え方が9割

書店で何となく「伝え方が9割」というタイトルが目について、数ページ読んでみて面白いのでつい買ってしまいました。

筆者のコピーライター佐々木圭一氏、人と話すことが苦手で一人で黙々と仕事ができると考えて大学は機械工学を専攻してロボットの研究をしていたのですが、「人にもっと上手に伝えられるようになりたい」という気持ちが抑えられなくなって大手広告代理店に入社します。そして、なぜかコピーライターとして配属されてしまいます。161017c

しかし、元々伝えることが苦手で理系学部に行ったのですから、実際に仕事が始まっても上手な文章は書けない、漢字も知らないという現実にぶつかり精神的に追い詰められます。1年で10Kgも体重が増えてもがいている時に理系的な分析力が目覚めて、面白い文章のパターンを見つけ出します。そして、心を動かすコトバの法則を発見し、その後、数々の広告賞を受賞し、日本人で初めて米国の広告賞金賞を受賞してしまったという経歴の筆者です。

この様にして、佐々木氏が発見した「人の心を動かすコトバの法則」を具体的に非常に分かりやすく解説していて、約200ページの本を一気に読んでしまいました。

例えば、意中の女性とデートをしたい時にどの様に誘うのかは、ビジネスでも使える分かりやすい方法です。また、人間がみんな持っている「他人に認めてもらいたい」という非常に強力な欲求を刺激して、喜んで仕事をしてもらう言葉は組織で働く人たちにとって知らないと損をする重要な手法です。

私も工学部通信工学を専攻して、エフエムラジオ局にエンジニアとして採用され、その後ラジオCMの制作部署に異動となって、30歳の時にコピーライターの学校に通って勉強したことを思い出し、佐々木氏と似た経験に共感しながら読ませてもらいました。

彼女が欲しい学生だけでなく、営業マンにも是非読んでほしい一冊です。 (田村)

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