No.765 Sapporo Sight-Seeing (6) 札幌土産を東京で買う(東京駅八重洲地下街)

 東京というのは恐ろしい引力を持っており、日本全国のものが全て集まってくるのです。オリンピックのマラソン競歩は札幌が持っていったけどね!

 それはさておき、行こうと計画しても2年に1度ほどしか行けない札幌とは違い、東京は出張先や乗り換え経由地、遊びにも出かけるところです。平均すると年に4-5回は行ってるのかな?東京在住者の多いビジネス企画学科の諸先生には笑われるかもしれないけれど。

 乗り換え時に買い忘れてはならないのはK陽軒シウマイ弁当(これは品川/新横浜発着でも同様)なのですが、東京駅で1時間ほど作れるときには、必ず八重洲口地下街の「北海道フーディスト」に立ち寄ることにしています。以前は直上のビル1階に「北海道どさんこプラザ」が入っていたような気がするのですが…ストリートビューで確認したら京都館になったり銀行になったり切り替わる…!?返す返す東京は恐ろしいところだ。

 さて、どさんこプラザなら名古屋の鉄道系百貨店地下にもあるというのに、なぜわざわざ東京駅で買い物をするのか。それは「買い回りやすい」からに他ならなりません。名古屋駅だと、新幹線・名鉄乗り換えや、町で用を足したりするついでにデパ地下に…独身時代に「帰っても晩ご飯がない」時代にはよくした行動なのですが、今となっては足を伸ばすのがおっくうです。東京駅だと、たとえ出張の小型カートを引いていたとしても、「とりあえずD丸でF橋屋のくず餅と、子供が好きな鳩サブレー(簡易パッケージ)を買って、ついでに地下でシウマイ弁当を買って。よし、ニシン漬け買いに行くべ!」という決断ができるのです。時間が許す限り歩き回っても「旅先」という文脈では、疲れるうちに入らないのでしょうかね。

 そうして、東京土産を買ったにもかかわらず、紙袋の中は月寒あんぱんやら、谷田のきびだんごやら、島川のミルクカステーラやらで一杯になってしまうのです。

 最近思うのは、内地の道産品アンテナショップの品揃えが、内地の人向けの土産物ではなく、内地に住む道民向けの商品にシフトしてきているのではないかということです。月寒あんぱんは昨今札幌土産の定番でもありますが、一昔前は千歳空港や札幌ファクトリーでは売っていない(=土産物扱いされていない)ものだった気がします。きびだんごやカステーラも最近になって「懐かしの味」として見かけるようになった気が。そしてチルドケースの中に、ニシン漬けが2~3種類常備されるように!

 確認はしていないのですが、同じように内地と微妙な食習慣の違いがある、沖縄の「わしたショップ」(たまにミキを買いに行く)は最近どうなっているのでしょう?アンテナショップは、他地域大都市部に各地方の名産品を紹介しつつ売り出すという役割が主でした。今もそれは変わっていないのでしょうが、もしかすると各大都市における地方出身者の憩いの場(というか命綱?)的なものに、性格が変容しつつあるのかもしれません。

 ここまで書いて、ちょっとだけ検索してみましたが、まだ岐阜県のアンテナショップはないようですね(「できる(再開する?)」という噂を2~3年前に聞いたような…)。前もどこかに書いたのですが、川島ハイウェイオアシスの「岐阜おみやげ川島店」をそのまま首都圏(東京駅から銀座新橋にかけてのどこか)に開業できれば、下位県は圧倒的に抑えて良い勝負できると思うんだけどなあ。 (畦地)

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