No.767 前回までの3回分のまとめ

■飲食系は、新しいお店の利用意向が強いジャンル
「新しいお店を知りたい、利用したい」という気持ちが強いジャンルでは、「飲食店、レストラン」「パン屋」「喫茶店、カフェ」「居酒屋、飲み屋」と飲食系のお店が上位に並んだ。このうち、「飲食店、レストラン」については、「行き慣れた、使い慣れたお店を利用したい」という気持ちが強いジャンルでも最上位に挙げられており、本命がありながらも浮気もしたいというジャンルである。


■慣れたお店の利用意向が強いのは「美容室、理容室」「歯科医院」など
「行き慣れた、使い慣れたお店を利用したい」という気持ちが強いジャンルでは、「美容室、理容室」「歯科医院」「歯科を除く医院、病院」も上位に挙げられたが、いずれも「新しいお店を知りたい、利用したい」という気持ちが強いジャンルでは割合が低かった。顧客が浮気しにくいジャンルのお店であり、常連客が多いほど安定的にお店を経営できる。
・顧客が浮気ばかりしないようにするためには、慣れたお店であっても、常に新しい何かを提供し続けることが必要である。
・技術はもとよりサービスやホスピタリティを高めて、顧客からの支持を獲得することが必要である。
・「スーパー」「薬局、ドラッグショップ」にも、新しいお店より慣れたお店を利用したいという気持ちが強い傾向がみられる。顧客に支持される店づくりによって、常連化していくことがポイントである。


■ネットショップでは、“amazon”が突出
1年以上にわたって購入を継続しているネットショップが「ある」としたのは67.3%であった。男性は女性に比べて年代差が大きく、男性の50代~60代で割合が高めであった。逆に男女とも20代ではこの割合が低かった。ネットショップに関しては、20代のリピート率は相対的に低いと思われる。継続購入しているネットショップの名前では、“amazon”が165票と2位以下を大きく引き離した1位であった。2位は“rakuten”の40票だが、1位とは100票以上の差がみられた。3位は21票の“YAHOO!ショッピング”であった。4位以下は10票未満であった。1年以上にわたって購入する常連客を多く抱えているのは、本調査の結果を見る限り、上位3社しか見当たらない。(常川)

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