テーマ:コラム

 エコの勉強に愛知県豊田市の「とよたエコフルタウン」に行ったことは前回ご紹介しました。ラッキーなことに世界でもまだ数える台数しか存在しないトヨタ自動車が世界に先駆けて発売した「トヨタ ミライ」に乗せていただけることになりました。Hanb679b
 外観は新聞やテレビでも紹介されていますし、象徴的な巨大な空気取り入れ口があって遠くから見てもすぐに「ミライ」わかります。案内のお姉さんがドアを開けてくれて、どうぞ乗ってみてくださいと言っていただいたので遠慮なく運転席に乗り込んでみました。
 723万6千円という価格はレクサスなどの高級車価格です、しかしその内装は決して豪華ではなく、プリウスなどの大衆車的なものでした。確かにメータパネルには従来の車とは異なる水素や燃料電池に関わる表Hanb679c示、ミリ波レーダーなど先進の安全装備がそなわっているなどの点は高級車的なのですが、トヨタ自動車はどの様なことを狙ってこのミライを作ったのか疑問に思いました。
 その疑問は、後部座席に座ってみて解消してしまいました。後部座席の座り心地が高級車なのです。見た目はシンプルな座席なのですが、ふわっと包み込むようなホールド感は高級車の乗り心地だったのです。
 ミライは高価な車です。しかし、その価格は華美な装飾などデコレーションのために使われてHanb679dいるのではなく、徹底したコスト管理の上で無駄を省いてギリギリのコストで作ってもこの販売価格が限界なのです。ということをこの内装で表現しているのだと思うのです。しかし、そうは言っても、この車の後部座席に座る方々は、それなりの地位のある方たちですから、それなりの乗り心地でないと、なんだ未来の車もこんなものかと思われるのもトヨタのプライドが許さなかったのでしょう。
 ただ単に早い車、ただ乗り心地の良い車を作ればよいという時代ではないことを改めて感じた「トヨタ ミライ」の試乗でした。 (田村)

 

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