テーマ:コラム

  夏休みもあとわずか。経営学部の授業は9月25日から始まります。前半の暑さで何だかまったりしてしまった人も、スマホは手放せないという人が多いようです。LINE等のSNSを通じればいつでも友人と連絡が取れ、最新の社会情報が入ってきます。実は僕も愛用していて、最近はテレビを見る時間がめっきり減り、暇だと何となくフェースブックのニュースフィードを眺めてしまいます。あの人はこんなことをやっているんだとか、こんな記事に興味があるんだとか、時々は自分の存在をアピールするため近況をアップデートします。いいね! をもらえると、なんだか友人と繋がっているような充足感が味わえます。最近はそれで満足して、大事なことを忘れそうになっていました。

 今年の夏SNSでは連絡をとっていない以前の職場の友人達が10年ぶりに集いました。

それぞれ激しくぶつかりながら本音で仕事をした仲間です。それぞれ今の仕事と家族のことを話すと、お互いに多くを語らなくても人間関係の微妙なあやまで伝わってきます。お互いの悩みを率直に打ち明けられる関係は、今悩んでいる事を直接解決できなくとも解消できるような、暖かい対話を生みだすのです。これは「こんなこと書いたら誤解されるかな」といった打算が働きやすいSNSでは経験できないことです。自然と来年もまた合いたいね、という話になりました。

 人と人との直接のふれあいは大きな治癒力を秘めています。さらにお互いの信頼関係と敬意があれば、そこでの体験は自分自身にとっての新しいヒントを与えてくれます。街で直接昔の友人と会うのも良いでしょうし、あるいは小旅行や知らない街を歩いて、知らない人たちとふれあう事でも良いのです。特に若い多感な時期の旅行やふれあいは、時に人生を変える出会いや一生の財産となる発想を生み出します。魅力的でかつ異なる価値観の人たちと若い頃南米で出会わなければ、僕自身が東芝で不適切経理の一翼を担ってしまったような常識的な日本の企業人になっていたかも知れません。是非残りの夏休みで、直接考え方の違う人たちや文化とふれあう機会を見つけてください。

 なかなか自分一人では出ていけないなという人には、学部で次のようなプログラムを準備しています。是非参加してみてはどうでしょう。詳しくは学事二課までどうぞ。

 

9月12日(金)公開講座「地域創生 地域の潜在力を引き出す」

9月18日(木)経営学会研修旅行[東濃地域への旅 ―古今の産業と町並みの見学―]

2015年2月 特殊講義「ホスピタリティ学」合宿形式の集中講義スタイルでホスピタリティコーディネーターを学びながら、地域のアクティブな人たちと触れあいます。

 2015年2月 ベトナム海外短期研修 ベトナムの発展を現地学生や日系企業で働く人たちとの交流で体験します。後期に募集予定です。 (岩崎)

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